つくば市議会 2014-12-16
平成26年12月定例会−12月16日-05号
平成26年12月定例会−12月16日-05号平成26年12月定例会
平成26年12月
つくば市議会定例会会議録 第5号
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平成26年12月16日 午前10時42分開議
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出 席 議 員
議 長 27 番 金 子 和 雄 君 14 番 松 岡 嘉 一 君
副議長 16 番 大久保 勝 弘 君 15 番 田 中 サトエ 君
1 番 黒 田 健 祐 君 17 番 橋 本 佳 子 君
2 番 神 谷 大 蔵 君 18 番 古 山 和 一 君
3 番 小久保 貴 史 君 19 番 小 野 泰 宏 君
4 番 皆 川 幸 枝 君 20 番 高 野 進 君
5 番 五 頭 泰 誠 君 21 番 柳 沢 逸 夫 君
6 番 宇 野 信 子 君 22 番 須 藤 光 明 君
7 番 木 村 清 隆 君 23 番 飯 岡 宏 之 君
8 番 北 口 ひとみ 君 24 番 鈴 木 富士雄 君
9 番 木 村 修 寿 君 25 番 塩 田 尚 君
10 番 塚 本 洋 二 君 26 番 滝 口 隆 一 君
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、
文教福祉委員長からの申し出のとおり、請願26第10号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
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△請願26第13号 閉会中の継続審査について
(国へ「原発再稼働をせず、原発ゼロ政策への転換を求める」意見書提出に関する請願)
○議長(金子和雄君) 日程第2、請願26第13号 国へ「原発再稼働をせず、原発ゼロ政策への転換を求める」意見書提出に関する請願について、
環境経済委員長から、
目下委員会において審査中の事件につき、
つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
環境経済委員長からの申し出のとおり、請願26第13号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、
環境経済委員長からの申し出のとおり、請願26第13号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
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△認定第 1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定について
△認定第 2号 平成25年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△認定第 3号 平成25年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
△認定第 4号 平成25年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△認定第 5号 平成25年度つくば市作岡財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△認定第 6号 平成25年度つくば市
等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について
△認定第 7号 平成25年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
△認定第 8号 平成25年度つくば市
病院事業会計決算認定について
△認定第 9号 平成25年度つくば市
水道事業会計決算認定について
△議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)
△議案第108号 平成26年度つくば市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△議案第109号 平成26年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)
△議案第110号 平成26年度つくば市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
△議案第111号 平成26年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
△議案第112号 平成26年度つくば市
水道事業会計補正予算(第2号)
△議案第113号 つくば市筑波山
おもてなし館条例について
△議案第114号 つくば市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
△議案第115号 次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための
次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について
△議案第116号
つくば市立保育所条例の一部を改正する条例について
△議案第117号 つくば市
障害者センター条例の一部を改正する条例について
△議案第118号 つくば市と茨城県
信用保証協会との
損失補償契約に基づく回収返還金の返還を受ける権利の放棄に関する条例の一部を改正する条例について
△議案第119号 つくば市
消防本部設置等に関する条例の一部を改正する条例について
△議案第120号 つくば市
公共下水道の土浦市住民の利用及び土浦市
公共下水道のつくば市住民の利用について
△議案第121号
利根川水系県南水防事務組合規約の一部を改正する規約について
△議案第122号 市道路線の変更について
△議案第123号 市道路線の廃止について
△議案第124号 市道路線の認定について
△議案第125号
物品購入契約の締結について
△議案第126号
物品購入契約の締結について
△議案第127号 つくば市ふれあいプラザの
指定管理者の指定について
△議案第128号
つくば市立ノバホールの
指定管理者の指定について
△議案第129号
つくばカピオの
指定管理者の指定について
△議案第131号 つくば市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について
△請願26第9号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願
△請願26第11号 「
手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出を求める請願
△請願26第12号 (仮称)つくば市
総合運動公園における弓道場建設に関する請願書
△請願26第14号 介護保険料の基準額の引下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願書
△請願26第15号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願
△請願26第16号 「中根・金田台地区の
歴史的緑空間用地における営巣適地林とその周辺の樹林地を生態系に配慮した都市緑地法に基づく
緑地保全地域あるいは
特別緑地保全地域として設定することの請願」
△請願26第17号
白畑児童公園改修工事に関する請願書
△意見書案第7号 「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書
○議長(金子和雄君) 日程第3、認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 平成25年度つくば市
水道事業会計決算認定について、議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)から議案第129号
つくばカピオの
指定管理者の指定について、議案第131号 つくば市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、請願26第9号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願、請願26第11号 「
手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出を求める請願、請願26第12号 (仮称)つくば市
総合運動公園における弓道場建設に関する請願書、請願26第14号 介護保険料の基準額の引下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願書、請願26第15号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願、請願26第16号 「中根・金田台地区の
歴史的緑空間用地における営巣適地林とその周辺の樹林地を生態系に配慮した都市緑地法に基づく
緑地保全地域あるいは
特別緑地保全地域として設定することの請願」、請願26第17号
白畑児童公園改修工事に関する請願書、意見書案第7号 「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書の41件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
本件に関し、
決算特別委員長、各
常任委員長、
道路交通体系及びTX沿線整備調査特別委員長の報告を求めます。
初めに、
決算特別委員長から、認定第1号から認定第9号までの審査の経過と結果について報告を求めます。
松岡嘉一
決算特別委員長。
〔
決算特別委員長 松岡嘉一君登壇〕
◎
決算特別委員長(松岡嘉一君) 決算特別委員会から、審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定など9件を審査するため、10月7日、8日の2日間、決算特別委員会を招集し、審査に当たりました。
詳細につきましては、さきに配付しました決算特別委員会会議録をごらんいただきたいと思います。
また、執行部におかれましては、当委員会において出された要望事項等について、よく精査の上、適切に対処されますようよろしくお願い申し上げます。
それでは、各会計ごとの審査経過と結果についてご報告申し上げます。
初めに、認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定についての審査では、提出された決算書及び審査資料を中心に、種々質疑応答が行われました。
一般会計における平成25年度決算の概要、特徴について執行部から説明を受けました。決算額は、歳入で727億3,232万円、歳出が685億2,530万円で、歳入は前年比13億2,878万円、1.9%の増でした。歳出は、17億4,538万円、2.6%の増ということで、歳入歳出ともに前年度を上回る決算規模になっているとのことで、その後歳入歳出の主な内容について説明を受けました。
財政状況については、財政構造の弾力性を測定する指標で経常収支比率があり、経常収支比率が低いほど財政運営に弾力性があり、政策的に使えるお金が多くあることを示しており、つくば市は、近年、90%前後で推移しており、平成25年度は前年度に比べ0.5ポイント数値が上がって、90.6%となっている。
公債費関連の指標である実質公債費比率については、年々下がっており、前年比で1.2ポイント下がって7.8%となっている。また、将来負担比率59.8%、前年比で4.5ポイントほど上がっている。
近年、春日学園やつくばすこやか給食センター豊里、消防庁舎整備事業など大規模な事業を行いながら、各指標も下がっており、健全な財政運営ができている。ただ、今後、複数の学校新設などさらなる大規模事業もあり、一般財源や市債などのバランスを見ながら、計画的な財政運営が必要であるとの見解が示されました。
審査に当たり、種々質疑応答があり、委員から意見や要望が出され、慎重な審査が行われました。
質疑終結後、自由討議では、
総合運動公園用地の不動産鑑定に関して、企画課と道路課で安易な支出があったということ、道路課でやるべきではない不動産鑑定ではなかったかとの意見がありました。
討論に入り、反対の立場から、市民生活は非常に厳しい。
総合運動公園に係るところでの不適切な対応、ひとり親家庭に一部負担、外来自己負担が発生するなど負担増になっているという話も出ていることから、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、都市基盤整備の面からは、基本となるTX関連の土地区画整理事業を着実に推進していることがうかがえる。また、東日本大震災や竜巻災害による公共施設被災の復旧対応、少子高齢化対策の充実や市民の健康的な生活を支える保健基盤の充実、そして教育施設等の耐震化事業など、市民の安全で安心を確保するための事業が実施されている。総合的に健全かつ適正な財政運営に努められていると考え、賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、認定第1号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第2号 平成25年度つくば市国民健康保険特別会計歳出決算認定についての審査では、国保税の滞納処分等についての質疑応答がありました。
質疑応答後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、国保に占める税の負担が高いことから、低所得者層の対策、国保税の引き下げで、できるだけ皆さんが気持ちよく払える、こういった体制にしてほしいと考え、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、国民健康保険は医療費の適正化や保険税の収納対策などの事業を着実に推進していることから、国民健康保険事業が適正に運営されていることが認められていると考え、賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、認定第2号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第3号 平成25年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての審査では、使用料賦課徴収に要する経費等について質疑応答がありました。
質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、沿線開発のインフラ整備に過大な費用がかかる、この開発に冷静な見きわめ、判断が必要と考え、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、
公共下水道の建設、使用料、下水道受益者負担金の徴収、施設等の維持管理等の業務を行っており、下水道管、そして管渠の整備推進を行い、沿線開発地区、また、周辺未整備地区においても供用開始区域の拡大を行っている。施設等の修繕工事を実施し、安全性確保にも努めている。下水道事業は、市民の生活環境を確保するために欠かすことのできないものであるので、賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、認定第3号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第4号 平成25年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の審査では、質疑、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、この制度は75歳以上を切り離した医療制度に差別を持ち込んだ制度であり、高齢者は無料にすべきであると考え、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、実施主体は老人保健制度のときは市町村であったが、今は都道府県ごとに設置された広域連合が行っており、そういった制度化のもとで、市町村としては粛々と事業を実施しているので賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、認定第4号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第5号 平成25年度つくば市作岡財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成25年度つくば市
等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定についての二つの認定案件については、質疑、自由討議、討論はなく、全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第7号 平成25年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての審査では、質疑、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、平成24年度、3年に一度の見直しで保険料の値上げが強行された、自治体として、所得の低い人たちに対する介護保険制度の減免などの拡充が非常に求められていると考え、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、少子高齢化が進展する中で、ひとり暮らしの高齢者また高齢者世帯が増加し、家族介護が難しい状況が生じており、介護サービスの必要性も高まっており、介護保険制度は高齢者及びその家族にとって必要不可欠なものであると考え、賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、認定第7号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第8号 平成25年度つくば市
病院事業会計決算認定の審査では、質疑、自由討議、討論はなく、全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。
最後に、認定第9号 平成25年度つくば市
水道事業会計決算認定についての審査では、施設改良費、工事請負費等について質疑応答がありました。
質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、水は命の水、福祉の立場では非常に大きな水道事業として、受益者負担論だけでは語れないものがある。また、沿線開発など見直さないと、ますます市の持ち出しがふえる。何を優先するか、何を大事にするかを十分精査していただきたいと考え、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、つくば市水道事業は赤字決済が続き、厳しい経営状況にあるが、県内では低水準にある料金体制を維持しつつ、安全な水の安定供給のため、TX沿線開発地区を初めとする未普及地区の施設整備事業や老朽施設の更新や耐震化などの改良事業を推進している。水道は、市民生活や地域社会にとって欠かすことのできないものであり、経営の健全化を進めていただき、賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、認定第9号は認定すべきものと決定いたしました。
以上のとおりご報告いたしましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆さんのご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(金子和雄君) これより
決算特別委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって
決算特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、総務委員長から、議案第107号、議案第114号、議案第119号、議案第121号、議案第125号、請願26第12号、請願26第15号の審査の経過と結果について報告を求めます。
高野 進総務委員長。
〔総務
常任委員長 高野 進君登壇〕
◎総務
常任委員長(高野進君) 総務常任委員会は、今定例会において当委員会に付託されました議案5件、請願2件を審査するため、12月8日午前10時より委員会を開催しました。審査概要及び結果につきましてご報告申し上げます。
初めに、議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)についての当委員会付託分の審査では、総務費の通信運搬に要する経費の中の通信運搬費の内容について質疑があり、総務課において、各部署での郵便料を一括で計上しており、他部署で不足した分を計上するものとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第114号 つくば市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第119号 つくば市
消防本部設置等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第121号
利根川水系県南水防事務組合規約の一部を改正する規約についてまでの審査では、質疑、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、議案第125号
物品購入契約の締結についての審査では、予定価格に対して落札価格がかなり安いが、どのように予定価格を決めたのかとの質疑があり、公共施設が取り扱っているメーカー3社から見積もりを取り、それをもとに設計したとの回答がありました。
また、仕様書に、原則、設計書に記載されている物品または同等品以上となっている。今回落札された製品にはその物品が入ってないが、どのように点検するのかとの質疑があり、仕様書に記載した規格、機能、デザイン、価格、性能面をカタログで精査しており、納品時にも現品を一つ一つ確認していきたいとの答弁がありました。
また、落札した業者はこれまでの実績があるのかとの質疑があり、市内の事業所に納品実績があるとの答弁がありました。
また、パンフレットやカタログで協議しているとのことだが、製品を事前に確認したり、工場検査等をやらなくて大丈夫なのかとの質疑があり、仕様書に合わなかったものについては、入れかえをさせ、納品時に一品一品現場で精査するので問題はないとの答弁がありました。
また、委員会から、執行部に対し資料の請求があり、委員会で諮った結果、執行部から資料が提出され、確認いたしました。
質疑終結後、自由討議では、同等品もしくはそれ以上のものという議論があるが、購入規定の範囲のもので選んでいるのならやむを得ないのではとの意見、カタログを見て値段を調べてみたが妥当性があるとの意見が出されました。
自由討議終結後、討論はなく、挙手による採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、請願26第12号 (仮称)つくば市
総合運動公園における弓道場建設に関する請願書の審査では、紹介議員から請願の趣旨などの説明を受け、紹介議員に対する質疑を行いました。
その後、請願者に説明を求めてはとの意見があり、委員会で諮り、結果、請願者に対する質疑が行われました。
質疑では、県内唯一、大会が開催できる水戸の武道館での使用頻度はどのぐらいあるのかとの質疑があり、常時、大会、審査、講習会で使用しており、社会人の大会が休日に行われるため、高校生の大会を開催するのが平日になってしまい、授業などに支障を来しているとの答弁がありました。
また、つくば市内の競技人口はどれくらいかとの質疑があり、高校、大学、社会人合わせ122名との答弁がありました。
その後、執行部に対する質疑では、弓道場に関して12人立ちの規模をつくろうとするとどのくらいの概算費用と維持管理費がかかるのかとの質疑があり、現在は体育館に併設という計画なので、体育館の事業費に含まれているとの答弁がありました。
また、弓道場に関しては、弓道以外は使えないのかとの質疑があり、弓道以外は使えないとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議では、弓道に関しては概算費用と維持管理費が問題であり、今後、基本計画の策定委員会の流れも見ないとまずいと思うので、継続で審査していきたいとの意見。弓道は精神修行の場になるのでよいのではないかとの意見。これから国体やオリンピックもあるので、つくるならぜひ12人立ちをつくってほしいとの意見。県内には水戸にしかないので、県南地区にも必要であるとの意見がありました。
自由討議終結後、継続審査とすることについて、挙手による採決の結果、賛成少数で継続審査とすることについては否決されました。
続いて、請願に対する討論に入り、
総合運動公園の建設費用は市民にとってとても注目されていることであり、きちんと精査して概算費用、維持管理費用がわかった段階で進めるべきだと思うので、反対する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により請願26第12号は採択すべきものと決定いたしました。
続いて、請願26第15号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願の審査では、紹介議員から請願の趣旨などの説明を受け、その後紹介議員に対する質疑を行いました。
質疑では、消費税は値上げしないことになったが、10%に値上げするのがだめと言っているのかとの質疑があり、1年半後は、経済情勢にかかわらず必ず値上げすることになる。これは法律に書いてあるとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議では、消費税が8%になってその実感と現実がひしひしと消費者にある。消費税8%が10%にならないだけではなく、税制そのものが見直されないと抜本的な解決にはならない。やはり増税には待ったをかけたいと思うなどの意見がありました。
自由討議終結後、討論では、自由討議の意見などから、採択すべきであるとの賛成討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成少数により請願26第15号は不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、今定例会におきまして、総務常任委員会に付託されました議案等の審査経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し議員各位のご賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(金子和雄君) これより総務
委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって総務
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、
文教福祉委員長から、議案第107号、議案第108号、議案第110号、議案第111号、議案第115号から議案第117号、議案第131号、請願26第11号、請願26第14号の審査の経過と結果について報告を求めます。
山本美和
文教福祉委員長。
〔文教福祉
常任委員長 山本美和君登壇〕
◎文教福祉
常任委員長(山本美和君) 文教福祉常任委員会は、当委員会に付託されました議案8件、請願3件を審査するため、12月8日午前10時から委員会を開催いたしました。その付託された案件の主なものについて、審査の経過と結果をご報告いたします。
初めに、議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)の審査では、3款民生費、老人福祉施設整備に要する経費のつくば市地域密着型サービス拠点等施設整備費補助金の事業内容について質疑があり、平成27年4月開設予定の地域密着型特別養護老人ホーム及び小規模多機能型居宅介護事業への補助金で、国の補助基準額が変更になったためとの答弁がありました。
委員から、高齢者がふえているため、高齢者福祉施設等の整備をしっかり推進し、サービスが低下しないようにしてほしいとの要望がありました。
次に、障害福祉サービスに要する経費で、多くの給付費で1,000万円を超えるような増額、減額がある理由について質疑があり、年度内の給付費の精査を行ったことによるものとの答弁がありました。
次に、生活保護対策に要する経費の増額理由について質疑があり、当初見込みより生活保護受給者が増加したことによるものである。なお、昨年同時期と比較して、保護世帯が60世帯、保護者人員が73名ふえており、高齢者世帯の延びが最も大きいとの答弁がありました。
10款教育費では、学校教育専用バス運転整備管理業務委託の事業内容について質疑があり、50人乗りと55人乗りのバス2台を運行するための運転管理委託料であり、主に学校の校外学習、小中一貫教育連携のための移動、学校行事等に使用するものであるとの答弁がありました。
次に、学校建設費の(仮称)みどりの学園及び(仮称)葛城北部学園の建設に要する経費の土地購入費で、土地の面積及び学校の規模について質疑があり、みどりの学園は4万4,985.56平米、葛城北部は5万1,500.32平米で、規模は各学年4学級を予定しているとの答弁がありました。
次に、小学校費及び中学校校務用パーソナルコンピューター賃借の事業内容について質疑があり、教員が使う事務用パソコンで、小学校で70台、中学校で30台、合計100台を導入する賃借料であるとの答弁がありました。
これ以外にも、数多くの質疑応答があり、慎重なる審査が行われました。
質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第107号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第108号 平成26年度つくば市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の審査では、2款保険給付費の一般被保険者療養給付費の増額理由について質疑があり、年度前半の執行状況を考慮し、予算が不足する見込みがあるため今回補正するものとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議、討論ともになく、全員異議なく議案第108号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第110号 平成26年度つくば市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の審査では、質疑、自由討議、討論ともになく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第111号 平成26年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の審査では、2款保険給付費の居宅介護サービス給付費と施設介護サービス給付費の伸びた理由、伸び率について質疑があり、認定率や利用率が伸びているのが主な理由で、居宅介護サービス給付費は約6%、施設介護サービス給付費は約8%伸びているとの答弁がありました。
次に、居宅介護と施設介護の傾向について質疑があり、施設入所者に関しては、重度化している傾向はあるが、介護予防を重点的に行っており、在宅介護で対応しているとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議、討論ともになく、全員異議なく議案第111号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第115号 次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための
次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についての審査では、質疑、自由討議、討論はなく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第116号
つくば市立保育所条例の一部を改正する条例についての審査では、市内四つの保育所の定員増について質疑があり、新制度に伴い、現行の2割増しまで受け入れ可能になり、定員をふやすものであるとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議、討論ともになく、全員異議なく議案第116号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第117号 つくば市
障害者センター条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、自由討議、討論はなく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第131号 つくば市
国民健康保険条例の一部を改正する条例についての審査では、出産にかかる費用について質疑があり、平成24年度の国の調査によると、実質的な出産費用は41万7,000円であるとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議、討論はともになく、全員異議なく議案第131号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、請願26第11号 「
手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出を求める請願の審査では、紹介議員から趣旨説明を受け、審査に入りました。
委員から、つくば市内での聴覚障害者の人数、聴覚障害者に対しての市の取り組みについて質疑があり、執行部より、つくば市内で身体障害者手帳を交付されている方が平成26年3月31日現在4,924名で、そのうち聴覚障害がある方が424名である。また、市の取り組みとして、手話奉仕員養成講座を開設し、修了した方には市に登録をお願いし、災害時等の協力や社会福祉協議会にもボランティア登録をし、活動しているとの答弁がありました。
自由討議に入り、この請願はぜひ採択して一日も早く国に意見書を提出するべきであるとの意見。聴覚障害を持っている方にしっかりとした支援をしていくシステムをつくるべきであるとの意見。聴覚や音声、言語の機能に障害がある方に対して、手話通訳とあわせて要約筆記についても取り入れて、障害者に対する福祉の増進に努めていただきたいとの意見がありました。
自由討議終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく請願26第11号は採択すべきものと決定いたしました。
なお、本請願が採択されたことに伴い、後ほど関係機関への意見書提出についてご審議をいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。
次に、請願26第14号 介護保険料の基準額の引き下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願書の審査では、介護保険料の見直し作業の進捗状況と方向性について質疑があり、平成27年度から29年度の第6期計画の保険料の見直しを行っており、現在パブリックコメントを実施しているとの答弁がありました。
また、内容については、所得水準に応じてきめ細やかな保険料設定を行うため、段階区分を14段階に細分化し、平成27年度分の保険料から、公費を投入して低所得者の保険料の軽減を予定しているが、介護の需要が高まり給付費が増加傾向にあるため、介護保険料を上げざるを得ない状況であるとの答弁がありました。
次に、対象者の所得区分の変更や基準額の変更について質疑があり、介護保険は国の制度であり、所得区分も国で決められており、市で変更はできない。また、基準額については変更は可能であるが、負担する財源の構成は決まっており、給付費も毎年上昇しているため、基準額を引き下げることは現実的に難しいとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、この請願の二つの要望を変更することは難しく、保険料段階区分を14段階に分けることが今の段階ではベストであると考え、反対する。
また、低所得者には、いろいろな角度から差し伸べなければならないと思うが、14段階に細分化された区分では、高額所得者の負担割合も相当率以上に伸びていると考え、反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、年金生活も含め、低所得者の方々に対してもう少し工夫が必要であり、自治体としても努力できる部分はあると思い賛成する。
また、まだ基準額は決まっていないが、保険料が2割上がることが予想され、高齢者の暮らしを守ることが検討課題であることから、この請願趣旨を酌んだ設定にするべきだと思い、賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成少数により請願26第14号は不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(金子和雄君) これより
文教福祉委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって
文教福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、
環境経済委員長から、議案第107号、議案第113号、議案第118号、議案第126号から議案第129号、請願26第9号、意見書案第7号の審査の経過と結果について報告を求めます。
松岡嘉一
環境経済委員長。
〔環境経済
常任委員長 松岡嘉一君登壇〕
◎環境経済
常任委員長(松岡嘉一君) 環境経済常任委員会は、さきの本会議において当委員会に付託されました議案7件、請願1件を審査するため、12月9日に委員会を開催いたしました。また、平成26年9月定例会より継続審査となっている請願1件、当委員会に付託となった意見書案1件について、11月10日に委員会を開催いたしました。先ほど継続審査となりました請願を除いた議案の審査概要及び結果についてご報告いたします。
まず、議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)の当委員会付託分についての審査では、委員から、第2表繰越明許費、市民ホールくきざき舞台照明負荷設備改修事業の内容について質疑があり、9月に補正計上した経年劣化した舞台照明設備改修工事の延長であるとの答弁がありました。
続いて、クリーンエネルギー機器設置事業補助の内容について質疑があり、太陽光等の設備設置の補助であるとの答弁がありました。
続いて、歳出、6款農林水産費、農地中間管理事業に要する経費の内容について質疑があり、都道府県に中間管理機構を設け、そちらに土地を貸していただく中間管理機構が、規模拡大、新規就農農家に土地を貸し付ける事業であり、貸し付け農家、地域に、地域集積協力金が支払われるとの答弁がありました。
続いて、10款教育費、スポーツ教室開催に要する経費で、当初予算より増額になった理由、事業の参加者人数について質疑があり、道路運送法の改正により貸し切りバスの運賃が増額になるため、参加人数は市内在住小学生180名を対象にしているとの答弁がありました。
その後、自由討議、討論はなく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第113号 つくば市筑波山
おもてなし館条例についての審査では、委員から施設内容等について質疑があり、梅林・フォレストアドベンチャーのある地域の一体化で活用するため、通年型の観光拠点を目指して整備しているとの答弁がありました。
自由討議では、筑波山観光のため、おもてなし・サービスを充実してほしい。梅林周辺の今後の全体像、整備状況を示してほしい。梅林の時期とフォレストアドベンチャーが重なったとき予想以上に混雑するのではないか、各方面との連携も含めて進めてほしい。高尾山にネイチャーセンターがあり、情報発信の説明水準がよい、筑波山にも期待しているとの意見がありました。
その後、討論はなく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第118号 つくば市と茨城県
信用保証協会との
損失補償契約に基づく回収返還金の返還を受ける権利の放棄に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、委員から内容について質疑があり、東日本大震災の取引先被災にに受注の減少や、事業設備被災等により資金繰り等が悪化し、事業再生を図るのに企業債務の買い取りを求めるものであるとの答弁がありました。
その後、自由討議、討論はなく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第126号
物品購入契約の締結についての審査では、委員から給水タンクの容量等について質疑があり、54カ所全て容量は1トンである。避難した市民が飲み水等に困ったときに使用するとの答弁がありました。
その後、自由討議、討論はなく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第127号 つくば市ふれあいプラザの
指定管理者の指定について、議案第128号
つくば市立ノバホール指定管理者の指定について、議案第129号
つくばカピオの
指定管理者の指定についての審査は同時に行いました。
委員から行政資料要求により入手した、ふれあいプラザの
指定管理者候補者選定検討会議採点表を各委員に配りたいとの申し出があり、委員に諮り許可しました。
続いて、選定検討会議の委員の人数、採点、施設の状況等について質疑があり、委員は9名、各採点項目の配点に基づき各委員は採点するなど、詳細な答弁がありました。
続いて、自由討議では、
指定管理者の応募が少ないのが課題であるなどの意見がありました。
その後、賛成討論が行われ、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、請願26第9号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願の審査は、平成26年9月定例会中の9月22日と11月10日の2回にわたり審査を行いました。
1回目の審査では、まず、紹介議員の説明を求めました。続いて、委員から、請願者本人からも説明をもらいたいとの申し出があり、委員に諮り、挙手多数により請願者から説明を受けました。
続いて、委員から、執行部に対し、参考までに、1俵当たりの単価、米価変動補填金の下がった背景を確認しました。
続いて、自由討議では、米価変動補填金の事実上の廃止等、請願趣旨の厳しい内容は理解できるとの意見がありました。
その後、討論はなく、継続審査、結論を出してもよいとの意見があり、まず継続審査とすることを伺ったところ、異議があり、継続審査することを挙手により諮った結果、挙手多数により継続審査とすることに決定いたしました。
2回目の審査では、執行部に対し、米の在庫に対してどのような認識でいるかとの質疑があり、ことしの作柄は平年並みだが、民間在庫は過剰ぎみであることは承知している。今後どのように価格が変わっていくかは分からないとの答弁がありました。
続いて、国は現在の状況についてどのような対策を行おうとしているのかとの質疑があり、経営所得安定対策、収入減少影響緩和対策、これをメーンに米価暴落については対応しているようであるとの答弁がありました。
続いて、自由討議では、米どころのつくば市であるので、積極的に声を上げるべき。現場の声を自治体としても届けるべき。民間の在庫量は減少傾向にあり、過剰米の処理が適切な政策手法か疑問がある。農業とは予測できないものである。今は米の流通も市場にある程度任せる方向に来つつあり、趣旨は理解できる、趣旨採択がよいなどの意見がありました。
続いて、討論では、民間の米在庫量は減少傾向にあるので過剰米処理には反対。趣旨採択ではなく、国に意見をしっかり上げたい立場で賛成との討論がありました。
その後、趣旨採択を諮った結果、挙手少数により趣旨採択は否決となりました。
続いて、改めて本請願を採択することを挙手により委員に諮った結果、挙手少数、不採択すべきものと決定いたしました。
次に、意見書案第7号 「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書の審査では、まず、意見書提出者の五頭泰誠議員に当委員会に出席をいただき、意見書案について説明を求めました。
その説明に対し、委員から、吉田証言が河野談話に与えた影響、河野談話を検証する検証チームについて、クマラスワミ報告等について質疑があり、丁寧な答弁をいただきました。
続いて、自由討議では、この意見書は片方の一方的な意見になっている。これは国で行うべき問題であり、河野談話は当時の世論、外交上、韓国側の報告書に左右されている。朝日新聞の誤報はジャーナリズムの世界でやるべきなど、意見書に賛成、反対の両意見がありました。
その後、討論はなく、本意見書案を可決することを挙手により委員に諮った結果、挙手少数、否決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げました当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(金子和雄君) これより
環境経済委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって
環境経済委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、都市建設委員長から、議案第107号、議案第109号、議案第112号、議案第120号、議案第122号から議案第124号、請願26第17号の審査の経過と結果について報告を求めます。
塚本洋二都市建設委員長。
〔都市建設
常任委員長 塚本洋二君登壇〕
◎都市建設
常任委員長(塚本洋二君) 都市建設常任委員会は、当委員会に付託されました議案7件、請願1件を審査するため、12月9日午前10時から委員会を開催いたしました。その審査概要及び結果についてご報告を申し上げます。
初めに、議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)の当委員会付託分の審査では、委員から、土木費の下水道事業特別会計繰出金の使用目的について質疑があり、執行部から、人事院勧告に基づく給与改定に伴う人件費であるとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第107号の当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第109号 平成26年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第112号 平成26年度つくば市
水道事業会計補正予算(第2号)、議案第120号 つくば市
公共下水道の土浦市住民の利用及び土浦市
公共下水道のつくば市住民の利用について、議案第122号 市道路線の変更について、議案第123号 市道路線の廃止について、議案第124号 市道路線の認定についての6議案の審査では、質疑、自由討議、討論のいずれもなく、採決の結果、全員異議なく議案第109号、議案第112号、議案第120号、議案第122号、議案第123号、議案第124号は、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、請願26第17号
白畑児童公園改修工事に関する請願書の審査では、紹介議員から請願の趣旨説明を受け、質疑を行いました。
紹介議員への質疑終結後、請願者に趣旨説明を求めたいとの発言があったことから、委員に諮り、請願者から趣旨説明を受け、質疑を行いました。
請願者への質疑終結後、執行部に対する質疑を行いました。
委員から、市内や県内の他のところでスケートボードができる施設があるのかとの質疑があり、執行部から、つくば市では小貝川スポーツ公園、筑西市では県西総合公園、常総市ではきぬ総合公園、坂東市では緑のスポーツ広場がある。ほとんどが総合公園に設置されており、駐車場やトイレもあり、使用料は無料であるとの答弁がありました。
また、駐車場もないこの公園はどういう目的でつくられたのかとの質疑がありました。執行部から、昭和53年当時、専ら児童の利用に供することを目的とする都市公園である児童公園として整備されており、おおむね250メートル程度の徒歩圏内からの利用を見込んで整備されている公園であるとの答弁がありました。
また、委員から、区会から出された苦情であるスケートボーダーが深夜に騒音を出しているところやトイレをしているところ、ごみを捨てているところを実際に目で見て確認しているのかとの質疑があり、区会から話は聞いているが、実際に目で見ての確認はしていないとの答弁がありました。
また、委員から、以前、一般質問で当時の部長が答弁した調和をとることをやってこなかったのかとの質疑があり、執行部から、近隣住民の方々からの要望で一番問題になっているのが、夜中まで音楽をかけて滑っていることによる騒音であり、その他違法にジャンプ台なども構築されてしまったため、撤去要請の看板を立てた後撤去した。請願を出してきたグループは、違法なことはやっていないし、夜間も滑っていないとのお話を伺っているが、一番問題になっている方々とお話をしようとしても把握することは非常に困難である。公園には、都市計画法による位置づけがあり、スケートボードの施設は総合公園や運動公園などになじむ施設であると思っている。近隣公園や街区公園など目的を持った公園整備をしているので、そういうところでの対応を考えていきたいとの答弁がありました。
続けて、委員から、公園の改修工事についての説明会を開いて、地元の人たちとの話し合いの場を持たなかったのかとの質疑があり、執行部から、区長たちは請願者との話し合いを望んでいないとのことでしたので、溝を深める必要はないと思い、話し合いの場は持ちませんでした。騒音は、周辺住民の迷惑になっており、地域の意見を尊重すべきと考え、その原因となっているスケートボード施設の改修工事を決定しましたとの答弁がありました。
質疑終結後、自由討議に入り、請願事項にある公園の現状維持がいいのかというと現状維持ではいかがなものかという気もするし、このまま工事を行うのもどうかと思う。苦情解決の要望を出してきた区会、スケートボーダーの方々、実際に公園を使っている方々、それにつくば市が加わっての4者で、それぞれが快適に公園を使えるようなルールづくりを目指すべきである。そのためには、工事を一旦中止してルールづくりを考えてはどうかと思うので、趣旨採択にしたいとの意見がありました。
同じく趣旨採択との意見で、スケートボーダーに対する施策は、単に運動公園につくればいいというものではなく、まち中のファッション性であり、若者をまちに定着させていく上での大事な政策の一つとして考えられている。白畑児童公園のスケートパークは35年前につくられ、それが大いに生きてきているということがわかってきた。騒音の問題とかあるとは思うが、話し合ってルールをつくり、解決していくことも必要だと思うとの意見がありました。
また、今までの35年の中で事故がなかったのが幸いだと思う。つくば市としての政策の基本は、安心・安全なまちづくりが一番大事だろうと思う。ローラースケートと違って、足についていないので、転んでスケートボードが飛ぶということもあり得る。危険を伴う施設は、きちんとした管理のもと、安心・安全な対応のもとで楽しむのが基本だと思うとの意見がありました。
さらに、白畑児童公園には、集会所が建っていたり、ローラースケート場があったり、児童公園なのにその機能が余りないと感じる。つくば市内につくるのであれば、小貝川スポーツ公園の施設にジャンプ台をつくるとか、
総合運動公園の中につくるなど、地域住民から苦情の出ない新たな場所に大きくつくって、大勢の人が利用できるようにすべきである。白畑児童公園で継続したり、工事の中止を求めることには反対するとの意見がありました。
自由討議終結後、趣旨採択との意見があったことから、趣旨採択とすることを挙手により諮った結果、賛成少数により否決されました。
討論では、安全で安心な公園にしていただきたい。危険回避ということから反対するとの反対討論がありました。
討論終結後、採決では、委員一人が棄権し、挙手による採決の結果、賛成少数により、請願26第17号は不採択とすべきものと決定しました。
以上、都市建設常任委員会に付託された議案の主な審査概要と結果についてご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わりにします。よろしくお願いいたします。
○議長(金子和雄君) これより都市建設
委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって都市建設
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、
道路交通体系及びTX沿線整備調査特別委員長から、請願26第16号の審査の経過と結果について報告を求めます。
木村修寿
道路交通体系及びTX沿線整備調査特別委員長。
〔
道路交通体系及びTX沿線整備調査特別委員長 木村修寿君登壇〕
◎
道路交通体系及びTX沿線整備調査特別委員長(木村修寿君)
道路交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会は、当委員会に付託されました請願1件を審査するため、12月9日午後2時から委員会を開催いたしました。その付託案件の主なる審査の経過と結果についてご報告いたします。
請願26第16号 中根・金田台地区の
歴史的緑空間用地における営巣適地林とその周辺の樹林地を、生態系に配慮した都市緑地法に基づく
緑地保全地域あるいは
特別緑地保全地域として設定することの請願の審査では、まず、執行部から参考資料を提出したいとの申し出があり、委員会で諮ったところ、異議なく参考資料を配付しました。
続いて、紹介議員から趣旨説明を求めました。また、委員から請願者からも説明を求めてはの意見があり、委員会で諮った結果、賛成多数により請願者から説明を求めました。
次に、執行部に対して請願に関する質疑が行われ、歴史緑空間のこれまでの経緯と今後の予定について、
緑地保全地域制度及び特別緑地保全地区制度の目的や指定要件、規制、制限される行為などについて、この制度を現状で設定した場合について、URによるオオタカの生息環境保全状況について、市の保全に対する将来の考え方などについて質疑があり、執行部から詳細な答弁がありました。
質疑終結後、自由討議に入り、県で生物多様性地域戦略を作成しており、貴重動植物を守っていく観点から採択すべきであるとの意見がありました。
自由討議終結後、討論に入りましたが、趣旨採択との意見が出されたため、趣旨採択についてを委員会で諮るかどうかの採決を行った結果、賛成少数により否決されました。
その後、請願に対する討論を行い、反対の立場から、市が当該地の譲渡を受けるに当たり、オオタカ等の生息環境の将来の管理の仕組みづくりについてURが検討中であり、現在、結論は出ていない。現在、営巣適地林として整備されている区域及びその周辺について、どのように取り扱うのが望ましいのかを判断できない状況である。また、市は取得した土地の活用方策について最大限の効果を得るよう検討する必要がある。このような中で、請願にある指定を行い、土地活用に規制、制限を加えることは時期尚早であるとの反対討論。
また、賛成の立場から、中根・金田台地区地区にはオオタカを初め、多くの貴重動植物が生息しており、自然環境を守る観点、生物多様性地域戦略の部分からも守るべきと考える。開発に際して、貴重動植物が少なくなっている中、平成30年に市の土地となるのであれば、今から保全地域として設定したほうがよいとの賛成討論。
また、反対の立場から、歴史緑空間については、市、UR、県で締結した覚書により、URが先買い地を集約換地として用地を確保し、市が取得し整備を行うことになっている。この覚書に基づき、また、昨年12月に市とURで締結した合意骨子により当該地は将来市が所有する予定であり、請願の制度を指定しなくても市の判断で緑地として保全することが可能であるため、あえて請願の制度の指定を行う必要はないと考えるとの反対討論。
また、賛成の立場から、オオタカ等の生息環境の将来の管理の仕組みづくりについてURが検討中である。営巣適地林として整備されている区域及びその周辺について、どのように取り扱うのが望ましいのかを判断できない状況で、市としてまだ判断できない、その方向性を検討しているとの話があったが、それではなおさら後押しをするために採択すべきである。将来的にも請願のような方向に行くべきと考えるとの賛成討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成少数により、請願26第16号は不採択とすべきものと決定いたしました。
以上、ご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、皆様のご賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(金子和雄君) これより、
道路交通体系及び
TX沿線整備調査特別委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって
道路交通体系及び
TX沿線整備調査特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。
以上で、各委員長の報告は終了いたしました。
暫時休憩いたします。
午後1時から再開いたします。
午後零時01分休憩
──────────────────────────
午後1時13分再開
○議長(金子和雄君) 休憩前に引き続き再開いたします。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) これより、つくば市議会会議規則第42条の規定により討論、採決に入ります。
討論、採決については、認定、議案、請願、意見書の順序により行います。
初めに、認定第1号の討論に入ります。
認定第1号に対する反対討論の発言を許します。
17番議員橋本佳子君。
〔17番 橋本佳子君登壇〕
◆17番(橋本佳子君) 認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論をいたします。
法人市民税は昨年度より少ないということですが、個人市民税が史上最高額となり、固定資産税も伸びています。引き続き安定した財政運営と言えます。市民生活はどうかというと、景気の低迷、低賃金、不安定雇用という中で、やりくりに苦労しています。
このような現状が続く中、自治体の本旨である公共の福祉の充実を求め、支援策の提案をしてきました。子供の医療費はやっと中学卒業まで所得制限なしでということになりましたが、外来自己負担の助成を廃止したことで、支援の必要なひとり親家庭にとっては負担増になりました。
学校の耐震化や教室のエアコン設置の取り組みも、他自治体のテンポからはおくれをとっています。スクラップ・アンド・ビルドによって市民サービスが低下していませんか。運動公園や次の大規模給食センター建設に向けた準備より、市民が実感できる生活に密着した施策を積極的に進めるべきと考えます。
福祉都市宣言をし、子育てするならつくば市へと言われていたイメージが薄れていくのは大変残念です。
以上の立場から、反対といたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
18番議員古山和一君。
〔18番 古山和一君登壇〕
◆18番(古山和一君) 認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論をいたします。
本決算については、都市基盤整備の面から見ますと、基本となるTX関連の土地区画整理事業を着実に推進していることがうかがえます。また、東日本大震災や竜巻被害による公共施設被災の復旧対応も、引き続きなされております。
さらに、少子高齢化対策の充実や市民の健康的な生活を支える保健基盤の充実、教育施設の耐震化事業など、市民の安心・安全を確保するための事業が実施されていると理解をいたしております。
加えて、平成25年度はつくばすこやか給食センター豊里や新消防庁舎の建設が実施をされ、教育日本一への実現や安全・安心な市民生活のための環境整備が着実に進んでいると思われます。
一方、財源の確保については、経済状況が厳しい中でありながら、市税において昨年に続き収入の増加が認められます。
以上、総合的に評価をいたしますと、健全かつ適正な財政運営に努められたものと認めることができます。
今後、一層少子高齢化が進む中で、その対応のためにも安定した財源の確保をさらに努めるとともに、より効率的な予算執行を行うことを要望いたしまして、認定第1号の賛成討論といたします。
○議長(金子和雄君) 反対討論の発言を許します。
8番議員北口ひとみ君。
〔8番 北口ひとみ君登壇〕
◆8番(北口ひとみ君) 8番、つくば・市民ネットワーク北口ひとみより、認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論したいと思います。
今回の一般会計歳入歳出決算には、
総合運動公園と市独自の二つの不動産鑑定業務委託料が含まれております。これにつきましては、再三議会の一般質問、決算特別委員会を通して質問や確認をしてまいりましたが、執行上の不明確な点が解明されておらず、地方自治法に抵触している可能性もあるために、認定には反対したいと思います。
理由は、平成25年度当初予算及び補正予算には、そもそも運動公園用地買収業務は計上されておりませんでした。つまり、主管担当課であった企画課に用地買収業務に係る予算はなかったことになります。仮に企画課業務にふさわしい事業ならば何でも幾らでも使用してよいということになりますと、議会の議決を含め、予算統制を無視した行為になり、容認はできないと思います。
また、不動産鑑定業務委託の一つを、令達等の事務手続をせずに道路課に不動産鑑定業務を協力させた点、これは、本来、2款総務費、1項、8目企画費で執行すべき経費を8款土木費、2項、3目で執行したこととなります。目的別予算の原則である地方自治法第216条の歳入歳出予算の区分は、予算をその性質別に目的別に分類して編成し、議会の議決に付すことの重要性を示したものであり、違反に相当すると考えます。
以上の点は、平成25年度の決算監査に当たり、重大な予算の執行の誤りとして監査委員が指摘すべき点だと思いますが、今年度の監査対象にはならなかったとのことですので、議会の精査はより重要と考え、この認定に反対いたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
13番議員浜中勝美君。
〔13番 浜中勝美君登壇〕
◆13番(浜中勝美君) 認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論をいたします。
本決算については、先ほど古山議員からありましたように、都市基盤整備の面からは、基本となるTX関連の土地区画整理事業を着実に推進していることがうかがえます。また、平成24年度から繰越事業として、東日本大震災や竜巻被害による公共施設被災の復旧対応が行われていることがうかがえます。二度にわたり被災した災害について、被害の甚大さを改めて痛感するところでもあります。
そのほかに、少子高齢化対策の充実や市民の健康的な生活を支える保健基盤の充実、教育施設等の耐震化事業など、市民の安全・安心を確保するための事業が実施されていると理解しております。
また、平成25年度は、つくばすこやか給食センター豊里の完成や新消防庁舎の建設着工など、教育日本一の実現や安全・安心な市民生活のための環境整備が着実に進んでいるものと思われます。
財源の確保については、経済状況が厳しい中でありながら、市税において、昨年に続き収入の増加が認められます。
以上、総合的に評価しますと、健全かつ適正な財政運営に努めたものと認めることができます。
今後は、少子高齢化社会が一層進むものと予想されますが、快適な市民生活の実現のために、安定した財源の確保にさらに努めるとともに、より効果的な予算執行を行うことを要望いたしまして、認定第1号の賛成討論といたします。
○議長(金子和雄君) これより、認定第1号 平成25年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。
認定第1号は、
決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、認定第1号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、認定第2号の討論に入ります。
認定第2号に対する反対討論の発言を許します。
17番議員橋本佳子君。
〔17番 橋本佳子君登壇〕
◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、認定第2号 平成25年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論をいたします。
国民健康保険の保険税は、低所得者世帯ほど重い負担となる逆進性になっています。そのため負担が重く、滞納世帯の占める割合が高くなっています。
国は、この間自治体への繰り入れを削減してきました。しかも、広域化の流れの中で自治体からの繰り入れも抑制されています。このしわ寄せが重い税負担となっています。医療費も払えず、手おくれになるケースも全国的に出ています。重症化しないためにも早期の治療は欠かせません。高い国保税の見直しが必要です。
今回の国保決算では、2億4,000万円の黒字になりました。そして、一般会計に4億円戻しています。高い保険税の値下げや軽減措置の拡充を求め、反対といたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
16番議員大久保勝弘君。
〔16番 大久保勝弘君登壇〕
◆16番(大久保勝弘君) 大久保勝弘より賛成討論をいたします。
認定第2号 平成25年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論をいたします。
国民健康保険は、被用者保険と並び、国民皆保険制度の中核をなす制度として、地域医療、ひいては国民生活を支える重要な役割を担っております。
しかしながら、失業者などの低所得者が多く加入していることや医療技術の高度化、加入者の高齢化などにより、医療費負担が年々増大しているわけであります。現在の国保財政は一層厳しいものとなっております。
このような状況のもとで、医療費の適正化や保険税の収納対策など事業を着実に推進していることから、国民健康保険事業が適切に運営されることが認められますので、平成25年度つくば市国民健康保険特別会計決算認定については、賛成であることを述べます。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、認定第2号 平成25年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。
認定第2号は、
決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、認定第2号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、認定第3号の討論に入ります。
認定第3号に対する反対討論の発言を許します。
26番議員滝口隆一君。
〔26番 滝口隆一君登壇〕
◆26番(滝口隆一君) 認定第3号 平成25年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。
現在、周辺地区へ延々と管路を延ばしているところでございます。しかしながら、建設費の高騰、効率性、これを考えた場合に、果たしてそういう方策がいいものかどうか、考え直す時期であります。かねてより、高度合併浄化槽の利用とか小規模下水道事業の推進などを私どもは提案してきたところであります。
そうした事業でもって、安く、早く普及を図ることが必要と考え、現在の方式を否定したいと、考え直すべきだと思い、反対するものであります。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
9番議員木村修寿君。
〔9番 木村修寿君登壇〕
◆9番(木村修寿君) 認定第3号 平成25年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論を行います。
下水道事業は、
公共下水道及び特定環境保全
公共下水道の建設や使用料、下水道受益者負担金の賦課徴収、施設等の維持管理等の業務を行っております。
平成25年度決算においても、厳しい財政状況の中ではありましたが、下水道管渠の整備推進を図り、沿線開発地区や周辺地区において供用開始区域の拡大を行うとともに、施設等の修繕工事を実施し、運転の安全性の確保に努めておりました。
下水道事業は市民の生活環境を確保するため欠かすことができないものであり、今後も事業の効率化等を図りながら事業を進めていただくことを要望し、認定第3号の賛成討論とします。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、認定第3号 平成25年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。
認定第3号は、
決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、認定第3号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、認定第4号の討論に入ります。
認定第4号に対する反対討論の発言を許します。
15番議員田中サトエ君。
〔15番 田中サトエ君登壇〕
◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。認定第4号 平成25年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。
75歳になると国保や健康保険から追い出され、保険料は年金から天引き、払えない高齢者からは保険証を取り上げ、健康診断から外来、入院、終末期まであらゆる段階で安上がりの差別医療を押しつけられているのが、後期高齢者医療制度です。国民の反対運動が大きく広がっています。
日本共産党は、速やかに後期高齢者医療制度は撤廃することを求める立場です。よって、特別会計決算認定に反対いたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
19番議員小野泰宏君。
〔19番 小野泰宏君登壇〕
◆19番(小野泰宏君) 認定第4号 平成25年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
後期高齢者医療制度は、制度創設以来約6年半が経過し、広く周知も図られ、多くの市民の理解も得られた制度になってきているものと認識をしております。
運営の主体は、都道府県ごとに設置をされた広域連合が行い、被保険者からの申請や保険料収納などの業務を市町村が行うというように事務が分担をされておりますが、そういった中で後期高齢者医療制度が適切に運営されているということが認められると思います。
今後も、広域連合と連携し、高齢者の方が安心して医療を受けられるよう、事業の安定化、健全化のためより一層の努力を要望いたしまして、認定第4号の賛成討論といたします。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、認定第4号 平成25年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。
認定第4号は、
決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、認定第4号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、認定第5号、認定第6号を、つくば市議会先例集第7章第1節185により一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、認定第5号 平成25年度つくば市作岡財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成25年度つくば市
等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定についてを、つくば市議会先例集第7章第2節190により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
決算特別委員長の報告のとおり、認定第5号、認定第6号を認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、認定第5号、認定第6号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、認定第7号の討論に入ります。
認定第7号に対する反対討論の発言を許します。
15番議員田中サトエ君。
〔15番 田中サトエ君登壇〕
◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。認定第7号 平成25年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。
介護の社会化をスローガンに介護保険制度が開始されてから14年になります。介護保険利用者はふえましたが、依然として家族の負担は重く、また、保険料、利用料は年金生活者にとっては限界となっています。
社会保障と税の一体改革では、給付の重点化、効率化を本格的に推進し、施設から在宅へ、軽度から重度へと給付体系を再編しており、保険あっても介護なしとなっています。介護保険だけで高齢者の生活を支えることは限界があり、行政として介護福祉を充実させることが必要になってきています。
介護予防や高齢者の保健事業などは、介護保険から取り出して、再び公費で運営するべきです。国の財政保障に裏づけられた自治体の取り組み強化によってこそ、高齢期の生活と健康は維持できると考えます。このような立場から、特別会計決算認定に反対いたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
22番議員須藤光明君。
〔22番 須藤光明君登壇〕
◆22番(須藤光明君) つくば市民政策研究会の須藤でございます。認定第7号 平成25年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論させていただきます。
介護保険は、制度施行以来14年が過ぎ、社会保険制度といたしまして定着しております。この制度を安定的に運営するために、予算においてはより精度の高い試算を行い、執行においてはきめ細かな注意力を持って実施されております。介護給付が適正な給付となるよう努力されていることが、今回の決算審査報告でよくわかりました。
介護保険の認定者数が増加し、介護給付費はますますふえる状況にありますが、介護保険制度は高齢者及びその家族にとって必要不可欠なものであります。
今回の決算は、執行において適正であると判断し、認定第7号の賛成討論といたします。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、認定第7号 平成25年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。
認定第7号は、
決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、認定第7号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、認定第8号、認定第9号を、つくば市議会先例集第7章第1節185により一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、認定第8号 平成25年度つくば市病院事業会計決算について、認定第9号 平成25年度つくば市
水道事業会計決算認定についてを、つくば市議会先例集第7章第2節190により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
決算特別委員長の報告のとおり、認定第8号、認定第9号を認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
認定第8号、認定第9号は、
決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、認定第8号、認定第9号は
決算特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、議案第107号から議案第129号、議案第131号の討論を、つくば市議会先例集第7章第1節185により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、議案第107号 平成26年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)から議案第129号
つくばカピオの
指定管理者の指定について、議案第131号 つくば市
国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを、つくば市議会先例集第7章第2節190により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第107号から議案第129号、議案第131号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第107号から議案第129号、議案第131号は総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、請願26第9号の討論に入ります。
環境経済委員長報告が不採択のため、討論は、請願26第9号の原案に対し、最初に賛成討論を行い、次に反対の討論を行います。
賛成討論の通告者はありません。
反対討論の発言を許します。
1番議員黒田健祐君。
〔1番 黒田健祐君登壇〕
◆1番(黒田健祐君) 1番議員黒田でございます。請願26第9号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願について、反対の立場で討論をいたします。
12月の米に関するマンスリーレポートを見ても、相対取引価格は、近年まれに見る安さで推移をしております。そういった現状に対して、JAの販売力の促進、ナラシ対策、また、県とJAが行う無利子のつなぎ融資、飼料用米への転換、こういった対策が講じられております。
食糧法上、政府買い入れは備蓄の円滑な運営のために行うものであって、価格操作のために行うものではありません。また、米をめぐる状況を見てみますと、民間在庫は大きいものの、今後減少が予想されておりますので、過剰米処理という手法が適切なものかどうか疑問が残ります。よって、反対をいたします。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、請願26第9号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願を採決いたします。
請願26第9号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願26第9号の原案に対してお諮りいたします。
なお、採決の方法は起立により行います。
請願26第9号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、請願26第9号は不採択とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、請願26第11号の討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、請願26第11号 「
手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出を求める請願を採決いたします。
請願26第11号は、
文教福祉委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、請願26第11号は
文教福祉委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、請願26第12号の討論に入ります。
請願26第12号に対する反対討論の発言を許します。
26番議員滝口隆一君。
〔26番 滝口隆一君登壇〕
◆26番(滝口隆一君) 本請願について、弓道場建設を求める内容については私どもも賛成するものがあります。しかしながら、これをつくば市
総合運動公園に必ず設置せよという求めは、今、つくば市民の中で
総合運動公園設置について大きな問題となっているところであります。こんなときにわざわざこういう建設を要請するというのは、私は筋違いと思います。
以上をもって反対するものであります。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
14番議員松岡嘉一君。
〔14番 松岡嘉一君登壇〕
◆14番(松岡嘉一君) 請願26第12号 (仮称)つくば市
総合運動公園における弓道場建設に関する請願書について、賛成の立場で討論いたします。
弓道は、中学生から高齢者まで多くの方々が参加しており、それぞれの体力に応じた道具を使用することにより、性別、年齢に関係なく生涯にわたり楽しめるものです。また、武道の修練として心身の鍛練を通して青少年の健全な育成に役立つとして、日本に古くから引き継がれてきた文化でもあり、健全な生活を送るとともに、生涯学習の一環を担う役割を果たしてきております。
このような中、中体連、高体連、県弓道連盟として競技大会を開催できる施設は、現在、茨城県武道館のみであります。県内の地区大会でも、県南、県西から武道館のある水戸まで行くことになるのが現状です。また、つくば市内の四つの高校に弓道部がありますが、卒業後、練習場、いわゆる弓道場がないためということでやめてしまう生徒が多いと聞いております。
これらのことから、つくば市に弓道場ができれば、弓道人口の増加が期待されます。
礼に始まり、礼に終わるという武道は、日本人の心として見直さなければならないと思います。そして、請願にあるように、12人立ち規模の弓道場をつくり、中高生、大学、一般の方々の全国規模の競技大会などが開催できるようにしていただくことを期待しております。
最後に、請願にあります1,350名ほどの方々の願いを受けまして、請願26第12号に賛成いたします。賛成討論といたします。
○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。
4番議員皆川幸枝君。
〔4番 皆川幸枝君登壇〕
◆4番(皆川幸枝君) つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より、反対の立場で討論させていただきます。
日本に古くから受け継がれてきた文化である弓道が、心身の鍛練及び青少年の健全な育成に寄与しており、かつ県内の中学生から高齢者まで幅広い年代の方々に親しまれているという点は高く評価しております。
しかし、昨年来計画が進んでおります
総合運動公園は、その施設内容と概算金額もいまだ確定しておらず、議会でも争点になっている計画です。多くの市民の方々から、大規模な
総合運動公園建設に巨額な財源を投入するよりも高齢者福祉や子育て支援などに使ってほしいという切実な意見、市内に数多く存在する身近なスポーツ施設の改修や拡充をして、日常的にスポーツを継続し楽しめる環境の整備を望む声も多数届いております。
一方、請願にありますような地区大会、県大会などを行うような施設を含む大規模な
総合運動公園建設については、ほかの市町村との広域連携や県との連携も考慮していくことも模索すべきで、このまま市単独で事業を実施する今の建設計画は、将来非常に厳しい財政の局面を迎えることが予測されます。
このような中、これ以上さまざまな施設要望を受け入れするのではなく、計画の見直し自体が必要という立場から、この請願については反対させていただきます。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、請願26第12号 (仮称)つくば市
総合運動公園における弓道場建設に関する請願書を起立により採決いたします。
請願26第12号は、総務委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、請願26第12号は総務委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、請願26第14号の討論に入ります。
文教福祉委員長報告は不採択のため、討論は、請願26第14号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。
請願26第14号に対する賛成討論の発言を許します。
15番議員田中サトエ君。
〔15番 田中サトエ君登壇〕
◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。請願26第14号 介護保険料の基準額の引下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願、賛成の討論を行います。
介護保険料が、高齢者の生活を圧迫しています。現在の基準額は5万8,200円です。第8段階は、本人が市民税課税者で前年の合計所得金額が500万円以上の方となっています。この500万円以上の段階を細分化し、上限額を引き上げる、そして基準額を引き下げる、このことにより低収入者の保険料の負担を軽減することが可能だと思われます。
また、第4段階特例は、本人が市民税非課税者で世帯員に市民税課税者がいる場合、本人の前年の公的年金など収入金額と合計所得金額の合計が80万円以下となっており、80万円を超えると5万2,300円から5万8,200円へと高くなります。低年金受給者の負担を軽減するためには、第4段階特例の基準を80万円から120万円に引き上げることが妥当と考え、この請願に賛成するものです。
○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。
20番議員高野 進君。
〔20番 高野 進君登壇〕
◆20番(高野進君) 請願26第14号 介護保険料の基準額の引下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願書について、反対の立場から討論をさせていただきます。
介護保険事業の費用については、平成27年度からは保険料の段階を現在の10段階から14段階に多段階化することとして、現在パブリックコメント中だと聞いております。
介護保険事業の費用は、高齢化が進む中で年々6%程度増加しているようであり、また、65歳以上の第1号被保険者が負担する費用の負担割合は22%と政令で改定される予定であり、保険料の現在の金額を据え置くことは制度運営上無理があると思われます。
現行第4段階特例の所得金額の合計を80万円から120万円に引き上げることについては、基準が全国統一的に決められた部分であり、市の裁量で変更はできないものであることから、この請願に反対しますけど、基準が全国的に決められた部分であり、市の裁量では変更できないんです。そういった中、この請願に反対いたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
8番議員北口ひとみ君。
〔8番 北口ひとみ君登壇〕
◆8番(北口ひとみ君) 8番、つくば・市民ネットワーク北口ひとみより、請願26第14号 介護保険料の基準額の引下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願に対し、賛成の立場から討論します。
介護保険料については、先ほど高野議員もおっしゃっていましたけれども、現在10段階区分されているものが、パブリックコメント中のつくば市高齢者福祉計画第6期案では14段階で改定案が示されております。細分化されてはいますけれども、基準額が現行より2割増額される点、それから公費による本人負担額の軽減もありますが、保険料率で現行のものと改定後を比べてみますと、おおむね現状より若干高くなる設定になっております。
年金の段階的な減額に加え、解散前の安倍内閣は消費税10%実施を1年半先送りしましたが、既に消費税8%増でさえ物価上昇は否めず、低収入者の生活をじわりじわりと圧迫を続けているのが現実です。
介護保険制度そのものの見直しが必要な時期になっているのかとは考えますが、さらに、世帯内に課税者がいて前年の公的年金の収入が80万円を超えたとしても、生活実態は各個人でさまざまです。実態調査もないままに改定が進められる点に、大変生存の不安とかそういったものに危機感を感じております。
この請願は、そういった低収入者の負担軽減策を提案するものですので、その趣旨を酌み取り、請願には賛同したいと思います。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、請願26第14号 介護保険料の基準額の引下げと第4段階特例の基準の変更を求める請願書を採決いたします。
請願26第14号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願26第14号の原案に対してお諮りいたします。
なお、採決の方法は起立により行います。
請願26第14号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、請願26第14号は不採択とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、請願26第15号の討論に入ります。
総務
委員長報告が不採択のため、討論は、請願26第15号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。
請願26第15号に対する賛成討論の発言を許します。
17番議員橋本佳子君。
〔17番 橋本佳子君登壇〕
◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、請願26第15号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願について、賛成の立場で討論をいたします。
消費税が8%に増税され、個人の消費がさらに落ち込んだと発表がありました。平均賃金は連続15カ月マイナス、年金は年々引き下げられる中の増税では、個人の消費が落ち込むのは当たり前です。
社会保障のためと言いながら、社会保障は悪くなるばかり、私たちが支払った消費税の累計は270兆円になりますが、この間の法人税の減税が260兆円、すっかり穴埋めになっていました。
景気回復、地域経済を活性化させるためには、庶民の懐を温め、個人消費を高めることです。さらなる10%の増税を実行すれば、地域経済も家計にも深刻な打撃を受けることになります。増税反対は多くの国民の思いです。よって、この請願に賛成をいたします。
○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。
23番議員飯岡宏之君。
〔23番 飯岡宏之君登壇〕
◆23番(飯岡宏之君) 23番、つくば市民政策研究会飯岡より、請願26第15号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願について、反対の立場で討論いたします。
消費税の増税については、3党合意により行われ、5%から8%、そして10%へとなったものであります。
少子高齢化で、働くことのできない高齢者がふえ、働くことのできる世代が負担する社会保障費が年々増加していることから、消費税の増税は社会保障の安定化を図るものであると言えます。
そして、ことし、来年10月から10%に上げるということを決める予定でありましたが、政府は、現状の社会情勢に鑑み、1年半の先送りをいたしました。このような段階で、消費税増税の反対をもめるのはいかがと思います。
この先1年半の間に政府が掲げるアベノミクスによる経済効果が発揮されると私は思います。つまり社会情勢はどう変わるか分かりません。そのため、社会情勢や経済の動向をこの先十分見きわめながら、消費税増税については考えていかなければならない問題だと考えます。
このようなことから、現段階で消費税増税に反対することについては賛成できません。よって、請願26第15号に反対いたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
4番議員皆川幸枝君。
〔4番 皆川幸枝君登壇〕
◆4番(皆川幸枝君) つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より、賛成の立場で討論いたします。
消費税が8%になり、国民の生活に非常に重くのしかかってきております。景気をはかる経済指標も、マイナスの数字が出ております。消費税は、生活必需品にかけられる税金であります。そうしますと、個人所得はふえていない状況で消費税が上がっておりますので、実質所得が減り、個人消費は伸び悩んでいます。そもそも税収を上げることを考えるのであれば、消費税のほかにも方法は幾つかあるわけです。
既に、現政権の経済政策により、大企業の内部留保は323兆円、これは過去最高になっていると言われております。法人税などの引き下げをやめ、見直すことで税収をふやすこともできるはずです。また、民主党政権時代に行ったように、事業仕分けのようなものを実施するなどして、支出を見直すなどすれば、社会保障費を確保する方法はほかにもあるはずです。
消費税10%への増税は1年半先延ばしになりましたが、先延ばしではなく、庶民を苦しめる消費税増税は行わないという意見を、市民に近い立場である地方議会から国に対して意見を出していくべきだと考え、この請願の趣旨に賛成するものでございます。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、請願26第15号 消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願を採決いたします。
請願26第15号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願26第15号の原案に対してお諮りいたします。
なお、採決の方法は起立により行います。
請願26第15号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、請願26第15号は不採択とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(金子和雄君) 次に、請願26第16号の討論に入ります。
道路交通体系及び
TX沿線整備調査特別委員長報告が不採択のため、討論は、請願26第16号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。
請願26第16号に対する賛成討論の発言を許します。
4番議員皆川幸枝君。
〔4番 皆川幸枝君登壇〕
◆4番(皆川幸枝君) 賛成の立場で討論させていただきます。
当請願の中根・金田台地区には、オオタカのほかにも、絶滅危惧とされるサシバ、準絶滅危惧種キンラン、準絶滅危惧オオムラサキといった動植物の生息が確認されております。こういった動植物の生息が確認されている自然環境が残る豊かな地域であると言えす。
これらの生物は、環境省のレッドリストや茨城県が作成した「茨城における絶滅のおそれのある野生生物」という資料に掲載されている生物です。
近代文明の発達につれ、地球上で46億年と言われる年月をかけて育まれた多くの生物種が絶滅の危機に瀕しており、また、一度失われた自然は、生物多様性を取り戻すことは非常に困難になっております。
このような状況で、平成4年に開催された国連環境開発会議において生物多様性条約が調印され、それを受け国は、平成7年に生物多様性国家戦略を策定いたしました。その後も、国内外で生物多様性の保全に関するさまま取り組みがなされております。
茨城県としては、平成25年に第3次茨城県環境基本計画を策定し、この中で、生物多様性基本法に基づく生物多様性に関する施策の充実への取り組みの具体的施策として、本年10月に「茨城の生物多様性戦略」を策定いたしました。この計画では、生物多様性の保全や生態系の持続可能な利用により、調和のとれた発展を可能にする社会を創生するとしています。
筑波研究学園都市として閣議決定がなされて50年の間にも、多くの木が伐採され、開墾され、自然はさま変わりいたしました。市内中心部に残された中根・金田台地区の自然を緑の空間として残していくことは、生物多様性の保全はもとより、CO2削減などの点からも重要な施策になり得ると考えます。
我々の代で多くの年月をかけて維持されてきた生態系を一瞬にして壊すということを、慎重に考えなければなりません。そういった立場で、この請願に賛同するものでございます。
○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。
10番議員塚本洋二君。
〔10番 塚本洋二君登壇〕
◆10番(塚本洋二君) 請願26第16号 中根・金田台地区の
歴史的緑空間用地における営巣適地林とその周辺の樹林地を生態系に配慮した都市緑地法に基づく
緑地保全地域あるいは
特別緑地保全地域として設定することの請願について、反対の立場で述べさせていただきます。
歴史緑空間については、平成16年に市、UR及び県で締結した覚書により、国史跡に指定された金田官衙遺跡を生かした公園及びそれらと一体となった空間としてURが先買い地を集約換地して用地を確保し、市が取得し、整備を行うこととなっています。
この覚書に基づき、市は、全体約52ヘクタールのうち約16ヘクタールについて、平成22年度から用地取得を進めており、今回の請願でのエリアを含む残りの約36ヘクタールについても、昨年12月に市とURで締結した合意骨子により、平成30年までにURからの申し出をもとに市が譲渡を受けることになっています。
このように、当該地は将来市が所有する予定であるため、この制度により指定しなくとも、その活用については市の判断で緑地として保全することが可能となります。
このような状況の中で、
緑地保全地域及び特別緑地保全地区の指定を行う必要はないと考え、請願に反対するものであります。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、請願26第16号 中根・金田台地区の
歴史的緑空間用地における営巣適地林とその周辺の樹林地を生態系に配慮した都市緑地法に基づく
緑地保全地域あるいは
特別緑地保全地域として設定することの請願を採決いたします。
請願26第16号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願26第16号の原案に対してお諮りいたします。
なお、採決の方法は起立により行います。
請願26第16号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、請願26第16号は不採択とすることに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、請願26第17号の討論に入ります。
都市建設
委員長報告が不採択のため、討論は、請願26第17号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。
請願26第17号に対する賛成討論の発言を許します。
26番議員滝口隆一君。
〔26番 滝口隆一君登壇〕
◆26番(滝口隆一君) 本請願についての賛成討論を行います。
白畑児童公園のスケートパークは、既に壊されました。これに対して地域の子供たちが、工事請負業者に対して、やめてくれと、そういう強い口調で述べたそうであります。それを伝え聞いております。
都市型の青年の遊び場、スケートパーク、これは都市に青年を呼び込む一つにもなっているわけであります。残念ながら、その辺が理解できなかったというふうに思わざるを得ません。そして、地域から、確かに騒音の問題、ごみの問題、苦情が出ていたのは当然であります。しかし、そこを利用している若者たちは、苦情を聞いた時期から、ごみ拾いをするなり、さまざまな努力をしてきたわけでありますし、同時に、地域の子供との連携、スケートボードを教えたりする、そういうことをやって地域を盛り上げてきたという側面も否定できないものがあると私は思います。
ですから、単純に騒音だけではなく、地域とそうした問題について地方自治的に問題を解決していく、こういうことも必要だったと思います。そういう点で、つくば市が努力もう少しやってもらいたかったと思います。
そういう点について、それを問う請願でありますので、賛成するものであります。
○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。
21番議員柳沢逸夫君。
〔21番 柳沢逸夫君登壇〕
◆21番(柳沢逸夫君) 21番柳沢より、請願26第17号
白畑児童公園改修工事に関する請願書につきまして、反対の立場から討論をいたします。
白畑児童公園については、地元住民の方々から、スケートボード利用者による違法駐車や騒音、風紀などに関する苦情が市へ多数寄せられていると聞いております。
また、地元自治会からも、市に対し、スケートボード利用者には大変迷惑をしている、改修工事をしてほしい旨の要望書が提出されております。
スポーツの基本につきましては、ルールを守ることが大事だと思います。地元住民の方々のご意見を踏まえますと、これらの状況を改善するために公園の改修工事を行うことは必要であると考えます。
公園が改修されたことによりまして、地元の子供から高齢者、お年寄りまで安全・安心に利用できるようになることは、住宅地の中にあります街区公園について重要であります。地元住民の皆さんが望んでいることだと思います。
このようなことから、請願26第17号の請願につきましては反対するものでございます。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
6番宇野信子君。
〔6番 宇野信子君登壇〕
◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より、請願26第17号
白畑児童公園改修工事に関する請願書について、賛成の立場から討論します。
この請願は、二の宮2丁目にある白畑児童公園内のコンクリート部分を撤去する改修工事は行わず、現状維持を求めるものです。
そもそも白畑児童公園は、35年前に建設された日本最古のスケート場があり、その特殊な形状のため、日本全国のみならず、世界中から愛好者が訪れる著名な場所となっていたとのことです。
今回の撤去工事の理由は、区会から数年前に出された路上駐車、ごみのポイ捨て、夜間の騒音などの苦情への対応策ということです。区会からは数年前に要望があったとのことですが、その後、スケート場利用者の状況は改善され、率先してごみ拾いをしたり、近隣の子供たちにスケートボードの指導をするなど、地域住民の交流の場ともなっていると聞いております。したがって、最近の路上駐車やごみ捨ては、スケートボーダーが原因とは限らないと思われます。
また、芝生の公園と違って自転車の練習ができることから、周辺の車道は車が多くて危ない状況の中、近隣の子供たちの自転車練習の場所としても有効に活用されておりました。
今回の工事決定について、行政から区会へのお知らせはなかったとのことで、要望書を出した方からも、突然の工事決定に驚いているとの声も伺っております。測量が始まって工事に気づいた公園利用者の方々から、工事の中止を求める要望の声が、スケートボード愛好者だけでなく、近隣の小学生や保護者の方々からも寄せられており、つくば・市民ネットワークにも同様の声は届いております。
今回の問題の一つは、行政の事業の進め方にあると思われます。市民ネットで再三提案したことは、地域の問題については、地域で課題解決に向けた話し合いの場を持ち、地域の住民自身が解決策を決めていけるように行政はその話し合いのサポートをする力をつけていただきたいということです。
例えば今回の工事では、要望が出てから数年が経過しており、本当に必要な工事なのか、現状は変わっていないのか、予算計上する前に区会等へ確認する必要があったと思われます。また、解決策は撤去工事しかなかったのか。もし苦情のような状況が続いていたとしても、状況が改善されないと撤去するしかなくなるといった情報を伝える努力が必要だったと思われます。
今回の突然の撤去工事と存続を求める要望を市民有志が市に届けた際の行政側の対応に、周辺住民の方々はひどくショックを受けております。よいまちをつくり、若い世代の人たちにもたくさん移り住んでもらいたいとまちづくりを進めているつくば市において、このように強硬な行政の態度は、つくば市の大きなイメージダウンにつながるものであると憂慮いたします。
今後、つくば市が発展するにつれ、このような問題はふえてくることが予想されます。これからの行政は、一方に偏らず、双方の話を丁寧に聞き、さまざまな立場の市民が話し合って解決の道を探れるような話し合いの場づくりや調整役としての力がますます求められます。
そういう意味で、今回の
白畑児童公園改修工事は拙速に行うべきではないと考え、この請願に賛成いたします。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、請願26第17号
白畑児童公園改修工事に関する請願書を採決いたします。
請願26第17号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願26第17号の原案に対してお諮りいたします。
なお、採決の方法は起立により行います。
請願26第17号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、請願26第17号は不採択とすることに決定いたしました。
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○議長(金子和雄君) 次に、意見書案第7号の討論に入ります。
環境経済委員長報告が否決のため、討論は、意見書案第7号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。
意見書案第7号に対する賛成討論の発言を許します。
1番議員黒田健祐君。
〔1番 黒田健祐君登壇〕
◆1番(黒田健祐君) 1番議員黒田でございます。意見書案第7号 「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書に賛成の立場で討論いたします。
朝日新聞は吉田証言を撤回いたしました。吉田証言が河野談話作成時に与えた影響、また国連人権委員会における報告書に証拠採用されるなど、その影響はあったと考えられます。したがって、政府は、改めて河野談話作成に関し検証をすべきものと考えます。また、日本が世界から誤解をされているということであれば、説明をしなければなりません。
以上、この意見書に賛成をいたします。
○議長(金子和雄君) 反対討論の発言を許します。
6番議員宇野信子君。
〔6番 宇野信子君登壇〕
◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より、意見書案第7号 「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書案に反対の立場で討論いたします。
この意見書案では、日本が国家として慰安所を設け、女性に性奴隷の扱いをしていたという疑義がもたらされている。また、これらの疑いに対して、日本政府は今まで慰安婦行為に軍や政府が関与した証拠がないとして事実を否定してきましたとの記述があります。しかしながら、日本政府は、いわゆる従軍慰安婦問題についての本格的調査を行い、1992年7月6日、93年8月4日にそれぞれ調査結果を発表しました。調査対象は国外に広げられ、その後の発見を含め、各省庁や米国公立
公文書館などから260件を超える資料が発見され、公表されました。
アジア女性基金においては、この問題を歴史の教訓として長く記憶にとどめるため、公表されたこれらの資料の復刻版を編集し、政府調査従軍慰安婦関係資料修正全5巻として刊行しております。これらの資料は、現在公開されており、誰でも見ることができます。
その資料によりますと、例えばこれらの資料の主な点として、慰安所の設置については、当時の前線における軍占領地域内の日本軍人による住民に対する強姦等の不法な行為により反日感情が醸成され、治安回復が進まないため、軍人個人の行為を厳重に取り締まるとともに、速やかに慰安設備を整える必要があるとの趣旨の通牒の発出があったこと。また、慰安施設は、士気の振興、軍規の維持、犯罪及び性病の予防等に対する影響が大きいため、慰安所の諸施設に留意する必要があるとの趣旨の教育指導参考資料の送付が軍内部であったこと。また、例えば慰安施設の築造増強については、これのために兵員を差し出すべしとの趣旨の命令の発出があったこと。また、慰安所の経営監督について、部隊ごとの慰安所利用日時の指定、慰安所利用料金、慰安所利用に当たっての注意事項等を規定した慰安所規程が作成されていたこと。慰安所関係者への身分証明書等の発行については、慰安所開設のため渡航する者に対しては、軍の証明書により渡航させる必要があるとする文書の発出があったことなどが、多くの資料をもとにまとめられております。
したがって、この意見書のこの表現は事実と異なっておることから、つくば市議会としてこのような内容の意見書を決議することは適切ではないと考えます。
日本軍慰安婦問題については、戦後70年が過ぎようとしている今、このような議論が再燃していることは大変危惧すべきことであります。
日本軍慰安婦問題の重要な点は、戦時において、特に侵略戦争においては、人を殺し、殺されるという極限状況において、また、それが国家権力の命令によって統制されている軍隊組織の中で、人がまず兵士として個人の尊厳を奪われ、その結果女性に対する尊厳もじゅうりんすることが日常となり、その異常性、犯罪性に気づけない、または気づいていても組織として行われているためにとめられないという戦時体制の恐ろしさだと思います。
暴力がどんどんエスカレートしていったときに、日本人に限らず、人間というものはこのように恐ろしいことをしてしまう生き物なのだという事実からめをそらさず、だからこそ戦争への道には敏感になり、そういう極限状態につながるような全てのことを予防していくために、教育も政治も総力を挙げなければならないと思います。
意見書案にあります日本が人権問題をないがしろにしないことを国連を初めとする世界各国に示すためにも、また、隣国の韓国との外交関係の改善を図るためにもと意見書案にはありますが、この内容は、まさに歴史的事実から目をそむけず、真実を直視することにより、今の日本は人権問題をないがしろにしない国であると世界各国に理解してもらえるものであると考えます。そのために、歴代政府が検証と謝罪の談話を積み重ねてまいりました。これらの努力を覆すような動きこそが、日本がまだ人権問題を軽視していると世界に思わせる事態を引き起こしていると考えます。
以上、この意見書案に対する私の意見を申し上げ、反対討論といたします。
○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。
3番議員小久保貴史君。
〔3番 小久保貴史君登壇〕
◆3番(小久保貴史君) つくば自由民主党、3番議員小久保貴史から、意見書案第7号に賛成の立場から討論いたします。
従軍慰安婦問題とされる問題については、朝日新聞が虚偽報道を認めたことにより、今後政府の対応や全国の地方議会にも多くの影響があらわになっております。
過去に決議された従軍慰安婦問題に対する地方議会の決議や意見書を撤回や白紙に戻すなどの意見書が改めて提出されて、決議されるなど、その意味では既に慰安婦問題に対する考え方は地方議会の方がしっかりとした良識の府として真相究明を求め、日本がこうむった不名誉を回復するための活動を求めている、それが現状の認識であると考えております。
今回提出された意見書の趣旨は、政府に対して、慰安婦問題の経緯で確認された事実に基づき、日本国民に正しい歴史認識を周知するための広報を推進するとともに、国際社会に向けて多言語で積極的な発信を行うこと、そして来年が終戦70周年の節目であることを念頭に、しかるべき時期に未来志向の内閣総理大臣談話を発表する際には、これまで国際社会の中で誤解によって毀損されている先人や日本の国家としての名誉と尊厳を回復するべく、今後さらに新たな事実も踏まえて発信することを旨としております。
今後、政府に対して、今までの不誠実な対応を改めることを強く求め、このままでは政治がうその片棒を担ぐようなことがないようにしなければならないと強く求めるものです。
以上の理由により、「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書について、賛成の討論といたします。
○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。
これより、意見書案第7号 「従軍慰安婦問題」とされる問題を国会にて検証を求める意見書を採決いたします。
意見書案第7号に対する報告は否決でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、意見書案第7号の原案に対してお諮りいたします。
なお、採決の方法は起立により行います。
意見書案第7号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、意見書案第7号は否決されました。
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△諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦について
△諮問第6号
人権擁護委員候補者の推薦について
△諮問第7号
人権擁護委員候補者の推薦について
△諮問第8号
人権擁護委員候補者の推薦について
△諮問第9号
人権擁護委員候補者の推薦について
△諮問第10号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(金子和雄君) 日程第4、諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦についてから諮問第10号
人権擁護委員候補者の推薦についてまでの6件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 今定例会に追加提出いたしました諮問6件についてご説明申し上げます。
諮問第5号から諮問第10号まで、
人権擁護委員候補者の推薦については、人権擁護委員15名のうち、6名の方が平成27年3月31日をもって任期満了になることに伴い、飯村秀雄氏、稲垣隆雄氏、廣瀬多美子氏、飯泉敏夫氏、岩村一代氏、稲葉芳雄氏を再任の候補者として推薦することにつき、人権擁護委員法第6条第3項の規定により意見を求めるものであります。
ご同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(金子和雄君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節116及び第7章第1節184により、質疑、委員会付託及び討論を省略いたします。
これより採決に入りますが、採決につきましては諮問ごとに行います。
初めに、諮問第5号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第5号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。
次に、諮問第6号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第6号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。
次に、諮問第7号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第7号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。
次に、諮問第8号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第8号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。
次に、諮問第9号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第9号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。
次に、諮問第10号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第10号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。
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△委第2号議案
つくば市議会基本条例について
○議長(金子和雄君) 日程第5、委第2号議案
つくば市議会基本条例についてを議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
小野泰宏議会活性化推進特別委員長。
〔議会活性化推進特別委員長 小野泰宏君登壇〕
◎議会活性化推進特別委員長(小野泰宏君) 19番議員小野です。委第2号議案
つくば市議会基本条例についての提案理由につきまして説明をさせていただきます。
提案理由の説明につきましては、お手元に配付してございます条例案の前文の内容を少し参照しながら説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
つくば市議会は、市民から選挙で選ばれた議員により構成され、同じく市民から選挙で選ばれた市長とともに、つくば市の代表機関であります。二元代表制のもと、合議制の市議会と独任制の市長は、それぞれの異なる特性を生かして、市民の意見を市政に反映させるために競い合い、協力し合いながら市民の負託に応えていかなければならないと考えます。
地方分権が進む中、今、二元代表制としての議会のあり方についての関心、また、市政における市民の参加意識向上、説明責任への関心が高まってまいりました。
現在、地方分権の時代にふさわしい議会運営の基本事項を定め、議会がその権能を発揮し、市民の負託に応え、市民福祉の向上と市勢の発展に寄与するため、全国の議会で、これらのことを網羅し、理念を定めた議会基本条例の制定が進んでおります。その数、平成26年9月8日現在では571議会、国内全体の30%以上になります。平成18年末では、その数はわずか3議会だけでした。茨城県内でも、平成19年の鉾田市議会を初めとして、平成26年の高萩市議会、石岡市議会まで、県議会を含め、現在13の議会に基本条例が制定をされております。
議決機関である市議会は、多様な市民の多様な意見をより把握して、これまで以上に公平、公正、透明な議会運営や開かれた議会づくりを推進する必要があります。市民への情報の提供と共有化を図りながら、市民の積極的な参加を求め、議員同士が自由闊達な討議を通し、論点や課題を明らかにし、市民本位の立場をもってその執行を監視し、さらには課題解決のために政策立案や政策提言を積極的に行っていかなければなりません。
こうしたことを踏まえ、つくば市議会は、これまでの議会改革の取り組みをさらに継続して、地方分権と自治の時代にふさわしい開かれた議会を目指すべく、平成22年12月議会において、各会派の代表からなる議会改革に関する調査特別委員会を設置し、平成23年9月議会からインターネット議会中継を開始し、また、質問方式で一問一答、反問権を導入するなど、議会の見える化とわかりやすい議会運営をこれまで行ってまいりました。
そして、平成25年3月議会では、この歩みをさらに進めるために議会活性化推進特別委員会を設置し、先ほど冒頭に述べたような背景、理由などから、今回提案の
つくば市議会基本条例の策定を進めてまいりました。
具体的な策定作業に入る前の8月には、議員によるグループ別の討議、検討、発表を行う条例立案演習を行い、さまざまな角度から学び、また、11月にはつくば市議会として初めての議会報告会を試行的に実施し、つくば市議会の議会改革について参加の皆様方から数多くのご意見をいただき、事前に理解を深める機会を持つことができました。
こうした経緯を経て、議会基本条例策定の作業に入り、これまでに各会派の代表から成る議会活性化推進特別委員会を8回、そしてその間に条例案の文言を具体的に検討する作業部会を特別委員会の中に設けて9回ほど開催し、条例案を鋭意議論して策定をしてまいりました。
この間にも、議会改革の先進地である福島県会津若松市議会の議会改革の取り組みを議会全体で学ぶなど、理解の共有化も図ってまいりました。
この秋の9月16日からは、策定した条例案のパブリックコメントを10月10日まで行い、またあわせて10月5日には条例案の市民説明会を市内3カ所で開催し、11名の方々から合計で49件のご意見をいただきました。
いただいた貴重なご意見について、その趣旨を深く理解しながら、再度協議を行い、議会としての考え方をまとめて、一部内容を修正して今回の条例案の提案となった次第でございます。
次に、提案の条例案の構成について概略説明をさせていただきます。
まず、前文がございます。つくば市議会の目指す方向性を述べております。
次に、第1章総則、目的、趣旨の尊重など第1条から第3条まで、第2章議会、議員の活動原則、第4条から第7条、上記原則に基づく活動内容として第3章、4章、5章、6章、これは第8条から第21条までになりますが、それぞれ市民と議会との関係、議会と行政との関係、議会機能の充実強化、委員会活動の内容を規定しております。
活動を支える体制として、第7章第22条から第25条、議会及び議会事務局の体制整備、第8章議員の身分及び待遇として第26条から28条、そして最後に第9章条例の検証及び見直しの時期として第29条、以上の内容で構成をされております。
具体的な内容としては、第10条、第11条で会議の公開、資料の提供、情報提供、第12条議会報告会の開催、第15条議員への反問、第16条、第17条政策に関する説明、第18条、第20条、第21条自由討議、政策討論、委員会活動のさらなる活発化などを規定しております。
また、条例制定の効果としては、主な効果として、質問方法、政策説明、自由討議等を通じてわかりやすさの向上、議会活動の積極的発信、議案態度公表等を通じて市民への積極的な情報提供、議会報告会、意見交換を含みますが、このことを通じて、市民の声をより把握し、市政に反映することを目指しております。
条例の制定は、ゴールではございません。今回の条例案の中に規定したさまざまなことを通じて、市民の声を政策討論、委員活動活発化の源にし、市民参加、そして双方向をキーワードに、開かれた議会、市民とともに歩む議会を目指してまいりたいと考えます。
多くの市民の理解と努力の上に建設され、未来の可能性あふれるつくばのこの地の市民福祉の向上と市勢の発展に寄与するために、つくば市議会は今後とも進んでまいりたいと考えます。
以上のことを申し上げて、
つくば市議会基本条例案についての提案理由とさせていただきます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(金子和雄君) これより質疑に入ります。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
順次、討論発言を許します。
まず、本案に対する反対討論を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。
これより委第2号議案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、委第2号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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△意見書案第8号 「
手話言語法」制定を求める意見書
○議長(金子和雄君) 日程第6、意見書案第8号 「
手話言語法」制定を求める意見書を議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
山本美和
文教福祉委員長。
〔文教福祉
常任委員長 山本美和君登壇〕
◎文教福祉
常任委員長(山本美和君) 意見書案第8号 「
手話言語法」制定を求める意見書の提案理由を申し上げます。
お手元に配付されております意見書案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。
「
手話言語法」制定を求める意見書
手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う語彙や文法体系をもつ視覚言語です。手話を使う者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきました。
しかしながら、ろう学校では、手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史がありました。
このような中、平成18(2006年)12月の国連総会において採択され、平成20年(2008年)に発効した「障害者の権利に関する条約」第2条において、「言語」とは、「音声言語及び手話その他の形態の非音声言語をいう。」と定義され、手話が言語として国際的に認知されました。
また、平成21年(2009年)には、政府が内閣府に障がい者制度改革推進本部を設置し、「障害者の権利に関する条約」の批准に向けて国内法の整備を進め、平成23年(2011年)8月に改正された「障害者基本法」の第3条には、「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められるとともに、同法第22条では、国・地方公共団体に対して、障がい者の意思疎通のための情報保障施策を義務付けています。
さらに、平成26年(2014年)1月20日、我が国は障害者権利条約を批准し、同年2月19日には我が国において障害者権利条約が発効していることも踏まえますと、国として、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、また、聞こえない子供が手話を身に付け、手話で学べ、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を推進することが必要であると考えます。
よって、国会及び政府におかれては、そうした環境を整備するため不可欠である法整備として「
手話言語法」を制定されるよう強く要請します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年12月16日
つくば市議会
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官であります。
以上をもちまして提案理由とさせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜わりますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(金子和雄君) これより質疑に入ります。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
順次、討論発言を許します。
まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。
これより意見書案第8号を採決いたします。
お諮りいたします。
本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第8号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
午後2時55分休憩
──────────────────────────
午後3時46分再開
○副議長(大久保勝弘君) 休憩前に引き続き再開いたします。
ただいま金子議長より、地方自治法第108条に基づく議長の辞職願が提出されましたので、地方自治法第106条第1項の規定により、私副議長が議長の職務を行います。
────────────────────────────────────
△議長の辞職について
○副議長(大久保勝弘君) 日程第7、議長の辞職についてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、金子和雄君の除斥を求めます。
〔議長 金子和雄君退場〕
○副議長(大久保勝弘君) 事務局長に辞職願の朗読をさせます。
◎議会事務局長(中嶋美雄君) それでは、辞職願を朗読いたします。
平成26年12月16日
つくば市議会副議長 大久保勝弘様。
つくば市議会議長 金子和雄
辞職願
このたび、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
○副議長(大久保勝弘君) お諮りいたします。
議長金子和雄君の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(大久保勝弘君) ご異議なしと認めます。よって、金子和雄君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
金子和雄君の除斥を解きます。
〔27番 金子和雄君入場〕
────────────────────────────────────
△議長の選挙について
○副議長(大久保勝弘君) 日程第8、議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、指名推選、投票のいずれの方法にいたしますか。
〔「投票」と呼ぶ者あり〕
○副議長(大久保勝弘君) 投票との声がありましたので、議長の選挙は投票により行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○副議長(大久保勝弘君) ただいまの出席議員数は27人であります。
つくば市議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に橋本佳子君、古山和一君、小野泰宏君を指名いたします。
これより投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○副議長(大久保勝弘君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(大久保勝弘君) 配付漏れがないようですので、投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○副議長(大久保勝弘君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
事務局長から点呼をさせます。
◎議会事務局長(中嶋美雄君)
〔議会事務局長中嶋美雄君氏名を点呼・各員順次投票〕
黒 田 健 祐 議員
神 谷 大 蔵 議員
小久保 貴 史 議員
皆 川 幸 枝 議員
五 頭 泰 誠 議員
宇 野 信 子 議員
木 村 清 隆 議員
北 口 ひとみ 議員
木 村 修 寿 議員
塚 本 洋 二 議員
山 本 美 和 議員
浜 中 勝 美 議員
松 岡 嘉 一 議員
田 中 サトエ 議員
橋 本 佳 子 議員
古 山 和 一 議員
小 野 泰 宏 議員
高 野 進 議員
柳 沢 逸 夫 議員
須 藤 光 明 議員
飯 岡 宏 之 議員
鈴 木 富士雄 議員
塩 田 尚 議員
滝 口 隆 一 議員
金 子 和 雄 議員
久保谷 孝 夫 議員
大久保 勝 弘 副議長
○副議長(大久保勝弘君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(大久保勝弘君) 投票を終了いたします。
────────────────────────────────────
△開票
○副議長(大久保勝弘君) 開票を行います。
つくば市議会会議規則第31条第1項の規定により、橋本佳子君、古山和一君、小野泰宏君の立ち会いをお願いいたします。
〔橋本佳子君、古山和一君、小野泰宏君の立ち会いの上開票〕
○副議長(大久保勝弘君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数27票、これは先ほどの出席議員数に一致しております。
そのうち、有効投票27票、無効はありません。
有効投票中
塩 田 尚 君 17票
大久保 勝 弘 7票
小 野 泰 宏 君 3票
以上のとおりでございます。
この選挙の法定得票数は7票であります。よって、塩田 尚君が議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
────────────────────────────────────
△当選告知
○副議長(大久保勝弘君) ただいま議長に当選されました塩田 尚君が議場におられますので、本席から、つくば市議会会議規則第32条第2項の規定により、告知をいたします。
────────────────────────────────────
△議長挨拶
○副議長(大久保勝弘君) 塩田 尚議長のご挨拶をお願いいたします。
〔議長 塩田 尚君登壇〕
○議長(塩田尚君) ただいま議長に推挙されました塩田 尚であります。議会の最大の本分は、もちろん議決機関であるということであります。それと同時に、チェック機能を有した監督機関でもあります。執行部の皆さん方と健全な緊張感を保ちながら、市民の皆様方の福利厚生のために邁進したいと考えております。
議員各位のご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。(拍手)
○副議長(大久保勝弘君) それでは、塩田 尚議長、議長席にお着き願います。
〔副議長大久保勝弘君退席、議長塩田 尚君着席〕
○議長(塩田尚君) 暫時休憩いたします。
午後4時01分休憩
──────────────────────────
午後4時15分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
────────────────────────────────────
△副議長の辞職について
○議長(塩田尚君) 日程第9、副議長の辞職についてを議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、大久保勝弘君の除斥を求めます。
〔副議長 大久保勝弘君退場〕
○議長(塩田尚君) 事務局長に辞職願を朗読させます。
◎議会事務局長(中嶋美雄君) それでは、辞職願を朗読いたします。
平成26年12月16日
つくば市議会議長 塩田 尚様
つくば市議会副議長 大久保勝弘
辞職願
このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
○議長(塩田尚君) お諮りいたします。
大久保勝弘君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、大久保勝弘君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
大久保勝弘君の除斥を解きます。
〔16番 大久保勝弘君入場〕
────────────────────────────────────
△副議長の選挙について
○議長(塩田尚君) 日程第10、副議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、指名推選、投票のいずれの方法といたしますか。
〔「投票」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 投票との声がありましたので、副議長の選挙は投票により行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(塩田尚君) ただいまの出席議員数は27人であります。
つくば市議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に高野 進君、柳沢逸夫君、須藤光明君を指名いたします。
これより投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(塩田尚君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 配付漏れがないようですので、投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(塩田尚君) 異状なしと認めます。
念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
事務局長から点呼をいたさせます。
◎議会事務局長(中嶋美雄君)
〔議会事務局長中嶋美雄君氏名を点呼・各員順次投票〕
黒 田 健 祐 議員
神 谷 大 蔵 議員
小久保 貴 史 議員
皆 川 幸 枝 議員
五 頭 泰 誠 議員
宇 野 信 子 議員
木 村 清 隆 議員
北 口 ひとみ 議員
木 村 修 寿 議員
塚 本 洋 二 議員
山 本 美 和 議員
浜 中 勝 美 議員
松 岡 嘉 一 議員
田 中 サトエ 議員
大久保 勝 弘 議員
橋 本 佳 子 議員
古 山 和 一 議員
小 野 泰 宏 議員
高 野 進 議員
柳 沢 逸 夫 議員
須 藤 光 明 議員
飯 岡 宏 之 議員
鈴 木 富士雄 議員
滝 口 隆 一 議員
金 子 和 雄 議員
久保谷 孝 夫 議員
塩 田 尚 議長
○議長(塩田尚君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 投票を終了いたします。
────────────────────────────────────
△開票
○議長(塩田尚君) 開票を行います。
つくば市議会会議規則第31条第1項の規定により、高野 進君、柳沢逸夫君、須藤光明君立ち会いを願います。
〔高野 進君、柳沢逸夫君、須藤光明君の立ち会いの上開票〕
○議長(塩田尚君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数27票、これは先ほどの出席議員数に一致しております。
そのうち、有効投票27票、無効投票はありません。
有効投票中
塚 本 洋 二 君 24票
小 野 泰 宏 君 3票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は7票であります。よって、塚本洋二君が副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
────────────────────────────────────
△当選告知
○議長(塩田尚君) ただいま副議長に当選されました塚本洋二君が議場におられますので、本席から、つくば市議会会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
────────────────────────────────────
△副議長挨拶
○議長(塩田尚君) 塚本洋二副議長のご挨拶をお願いいたします。
〔副議長 塚本洋二君登壇〕
○副議長(塚本洋二君) ただいま副議長に当選させていただきました塚本でございます。
議長を補佐するとともに、議会活性化等にも進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) お知らせいたします。本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
それでは、暫時休憩をいたします。
休憩中に、
常任委員会委員の選任について協議をいたしますので、よろしくご協力のほどお願いいたします。
午後4時27分休憩
──────────────────────────
午後6時31分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
────────────────────────────────────
△
常任委員会委員の選任について
○議長(塩田尚君) 日程第11、
常任委員会委員の選任を行います。
常任委員会委員の選任については、
つくば市議会委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付いたしました名簿のとおり、
総務委員会委員に北口ひとみ君、木村修寿君、小野泰宏君、高野 進君、塩田 尚君、滝口隆一君、久保谷孝夫君、以上7人を、文教福祉委員会委員に神谷大蔵君、宇野信子君、木村清隆君、山本美和君、橋本佳子君、古山和一君、須藤光明君、以上7人を、環境経済委員会委員に小久保貴史君、皆川幸枝君、浜中勝美君、松岡嘉一君、大久保勝弘君、飯岡宏之君、金子和雄君、以上7人を、都市建設委員会委員に黒田健祐君、五頭泰誠君、塚本洋二君、田中サトエ君、柳沢逸夫君、鈴木富士雄君、以上6人をそれぞれ指名いたします。
これより各常任委員会を開催し、正副委員長を互選願います。また、議会報編集委員1人もあわせて推薦願います。
なお、場所については、総務委員会は第1委員会室、文教福祉委員会は第2委員会室、環境経済委員会は第3委員会室、都市建設委員会は議会図書室でそれぞれ開催願います。
開議時間は即刻ということでお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午後6時33分休憩
──────────────────────────
午後6時52分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
各常任委員会の正副委員長が決まりましたので、就任のご挨拶をお願いいたします。
初めに、滝口隆一総務委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔総務
常任委員長 滝口隆一君登壇〕
◎総務
常任委員長(滝口隆一君) 推薦されましたものですから、委員長職をしっかりと努めていきたいと思います。よろしくお願いします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、古山和一
文教福祉委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔文教福祉
常任委員長 古山和一君登壇〕
◎文教福祉
常任委員長(古山和一君) ただいまご指名をいただきました古山でございます。文教福祉委員会、ご承知のように、これからつくば市が小中一貫校を初め、重要課題が山積していると思っていますので、皆様のご理解とご協力を得ながら円滑な委員会運営を進めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、浜中勝美
環境経済委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔環境経済
常任委員長 浜中勝美君登壇〕
◎環境経済
常任委員長(浜中勝美君) ただいまの常任委員会におきまして、委員長の重責を担当させていただくことになりました浜中勝美でございます。
環境経済委員会、本当に市民の生活から農業、産業振興に至るまでの幅広い分野でございますけれども、委員の皆様のご協力をいただきながら、円滑な運営に努めてまいりたいと思っておりますので、皆様のご協力、ご指導、よろしくお願いします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、五頭泰誠都市建設委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔都市建設
常任委員長 五頭泰誠君登壇〕
◎都市建設
常任委員長(五頭泰誠君) ただいま都市建設委員会で委員長を仰せつかりました五頭泰誠でございます。市内のインフラ整備とか重要な委員会だと思っておりますので、円滑な委員会運営を行いたいと思っております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 続いて、北口ひとみ総務副委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔総務常任副委員長 北口ひとみ君登壇〕
◎総務常任副委員長(北口ひとみ君) 総務副委員長を続投させていただけることになりました北口ひとみです。委員長を助け、またさまざまなことを学ばせていただきたいと思っていますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、宇野信子文教福祉副委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔文教福祉常任副委員長 宇野信子君登壇〕
◎文教福祉常任副委員長(宇野信子君) ただいま文教福祉の副委員長にご指名いただきました宇野信子です。委員長を補佐しながら活発な委員会運営を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、小久保貴史環境経済副委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔環境経済常任副委員長 小久保貴史君登壇〕
◎環境経済常任副委員長(小久保貴史君) ただいま委員会にてご指名いただきました環境経済委員会の副委員長を仰せつかりました小久保貴史です。委員長を補佐して、活発な委員会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、黒田健祐都市建設副委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔都市建設常任副委員長 黒田健祐君登壇〕
◎都市建設常任副委員長(黒田健祐君) ただいま開催されました都市建設委員会におきまして、副委員長を仰せつかりました黒田健祐でございます。委員長を補佐し、円滑な委員会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(塩田尚君) ここで副議長と交代いたします。
暫時休憩いたします。
午後6時57分休憩
──────────────────────────
午後6時58分再開
○副議長(塚本洋二君) 休憩前に引き続き再開いたします。
地方自治法第106条第1項の規定により、私副議長が議長の職務を行います。
ただいま議長の塩田 尚君から、
総務委員会委員の辞任の申し出がありましたので、本件を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(塚本洋二君) ご異議なしと認め、議長の塩田 尚君の
総務委員会委員の辞任についてを日程に追加し、議題といたします。
────────────────────────────────────
△議長塩田 尚君の
総務委員会委員の辞任について
○副議長(塚本洋二君) 議長の
常任委員会委員の辞任については、つくば市議会先例集第13章第1節216の規定により、議長が常任委員に選任された後、議会の同意を得て常任委員の辞任を申し出るよう努めるとなっております。
お諮りいたします。
議長塩田 尚君の
総務委員会委員の辞任を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(塚本洋二君) ご異議なしと認め、議長塩田 尚君の
総務委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。
それでは、議長と交代いたします。
暫時休憩します。
午後6時59分休憩
──────────────────────────
午後7時00分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
暫時休憩いたします。
休憩中に、
議会運営委員会委員の選任についてご協議願いたいと思います。
会派代表者会議を第3委員会室で開催いたしますので、3人以上の会派の代表者の方はご参集くださるようお願いいたします。
午後7時01分休憩
──────────────────────────
午後7時31分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
────────────────────────────────────
△
議会運営委員会委員の選任について
○議長(塩田尚君) 日程第12、
議会運営委員会委員の選任を行います。
議会運営委員会委員は、
つくば市議会委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付いたしました名簿のとおり、神谷大蔵君、北口ひとみ君、大久保勝弘君、古山和一君、小野泰宏君、須藤光明君、飯岡宏之君、滝口隆一君、以上8人を指名いたします。
これより議会運営委員会を開催し、正副委員長を互選願います。
暫時休憩いたします。
休憩中に、議会運営委員会を第1委員会室で開催願います。
開議時間は即刻ということでお願いいたします。
午後7時32分休憩
──────────────────────────
午後7時42分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
議会運営委員会の正副委員長が決まりましたので、就任のご挨拶をお願いいたします。
大久保勝弘議会運営委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔議会運営委員長 大久保勝弘君登壇〕
◎議会運営委員長(大久保勝弘君) ただいまご指名いただきました大久保でございます。結構緊張するわけでございますけれども、議会運営がスムーズにいくことが前提であります。しかも、市民の皆様方に開かれた議会というものが今回基本条例でできたわけでございますから、この辺を遵守しながら、しかもよりよい市民サービスを提供するという役割がありますから、この辺を議会運営の中でしっかりと進めていきたいと、こんな思いでございます。ご協力いただけますことをお願い申し上げます。(拍手)
○議長(塩田尚君) 神谷大蔵議会運営副委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔議会運営副委員長 神谷大蔵君登壇〕
◎議会運営副委員長(神谷大蔵君) 副委員長にご指名をいただきました神谷でございます。前期に引き続きまして、委員長をサポートしてスムーズな議会運営委員会を開いていきたいと考えております。引き続き皆様方にご指導、ご鞭撻いただきながら進めていければ幸いと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
────────────────────────────────────
△
議会報編集委員会委員の選任について
○議長(塩田尚君) 日程第13、
議会報編集委員会委員の選任を行います。
議会報編集委員会委員の選任については、つくば市議会議会報編集委員会規程第2条により、お手元に配付いたしました名簿のとおり、黒田健祐君、小久保貴史君、皆川幸枝君、木村清隆君、木村修寿君、塚本洋二君、山本美和君、橋本佳子君、以上8人を
議会報編集委員会委員に選任いたします。
これより議会報編集委員会を開催し、正副委員長を互選願います。
暫時休憩いたします。
休憩中に、議会報編集委員会を第1委員会室で開催願います。
開議時間は即刻ということでお願いいたします。
午後7時44分休憩
──────────────────────────
午後7時55分再開
○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。
議会報編集委員会の正副委員長が決まりましたので、就任のご挨拶をお願いいたします。
木村清隆議会報編集委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔議会報編集委員長 木村清隆君登壇〕
◎議会報編集委員長(木村清隆君) 改めまして、ただいま開催されました議会報編集委員会におきまして、委員長を仰せつかりました7番民主党木村清隆でございます。より市民にわかりやすい、議会を身近に感じていただける、さらには行政の日々さまざまな市民に対するサービス、活動していただいていることも含めながら、より温かいつくば市、さらに立派なつくば市ということをPRできるような、さらにはそれを通じて市民の皆様方からもさまざまなご意見、ご提案をいただいて、ともに立派なつくば市により発展するような、大きなテーマを持って議会活性化も含めた中での編集委員会に努めていきたいと思っております。
改めまして、委員各位の皆様方、そして執行部関係の皆様方のご協力をいただいて努めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次に、木村修寿議会報編集副委員長の就任挨拶をお願いいたします。
〔議会報編集副委員長 木村修寿君登壇〕
◎議会報編集副委員長(木村修寿君) ただいま議会報編集委員会におきまして、副委員長に選任されました木村でございます。委員長を補佐しまして、円滑な議会報編集に当たりたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。(拍手)
○議長(塩田尚君) ただいま各
常任委員長並びに議会運営委員長から、お手元に配付しましたとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。
本件を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ご異議なしと認め、閉会中の継続調査についてを日程に追加し、議題といたします。
────────────────────────────────────
△閉会中の継続調査について
○議長(塩田尚君) お諮りいたします。
本件については、各
常任委員長並びに議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、各
常任委員長並びに議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
議員各位に申し上げます。日程第14で審議予定でありました議案第132号 つくば市監査委員の選任については、提案者の市原市長から撤回の申し出がありましたので、つくば市議会会議規則第19条第2項の規定により、議長において許可いたしました。
日程第14は、本日の議事日程から削除いたします。
────────────────────────────────────
△閉会の宣告
○議長(塩田尚君) 以上で、今期定例会の議事は全て議了いたしました。
ここで、市長から挨拶の申し出があります。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) それでは、平成26年12月つくば市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
寒さが一段と厳しくなり、早いもので、ことしも残すところあとわずかとなりました。ことし1年を振り返ってみますと、さまざまな出来事がありました。昨年度から関係6市と市民が一体となって目指してきた日本ジオパークの認定は、残念ながら見送りという結果になってしまいましたが、決意を新たに2年後の認定を目指して再挑戦をしたいと思っているところでございます。
また、昨年度から進めております
総合運動公園整備事業も、現在、基本計画案の策定に向け取り組んでいるところでございます。さらに、土浦市との合併に関する勉強会も、両市それぞれに市民アンケートを実施するなど、市民への情報提供や市民の合併に対する意識調査など、必要な基本データの収集などを行っているところでもございます。
また、つくば市の魅力をより多くの方々に発信し、つくば市を好きになっていただくため、「つくば、ホンモノ!」をつくば市のブランドスローガンとして、つくば市の特性や魅力を生かし、地域の活力を高める戦略的シティプロモーションを推進してきた1年でもございます。
最後になりますが、11月25日に開会いたしました今定例会も、平成26年度
一般会計補正予算を初め、条例の一部改正、
指定管理者の指定など、多くの重要案件につき慎重なるご審議をいただきました。議決を賜りまして、本日閉会の運びとなりました。心からお礼を申し上げたいと思います。
成立を見ました予算等の執行運営に当たりましては、市勢の一層の発展と市民生活向上のため万全を期してまいりたいと考えております。
ことし1年間の皆様方のご協力に心から感謝申し上げ、平成27年が皆様にとりまして健康で健全な幸多い年となりますことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
○議長(塩田尚君) 次期定例会について申し上げます。
執行部との協議により、平成27年3月定例会は平成27年2月24日に開会する予定となっておりますので、ご承知おき願います。
これにて平成26年12月つくば市議会定例会を閉会いたします。
午後8時01分閉会...